ITALIA REPORT 3
イタリア出張中の2週間、ほぼ毎日夕食はイタリア料理を食べます。
今回も一日和食を入れただけで、それ以外はすべてイタリア料理でした。
さすがにイタリアンが好きな私でも、帰国当初はいつも ”しばらくイタリアンはお休み” と思いますが、
結局1週間もするとパスタが食べたくなり、会社の近くのレストランでパスタランチを食べてしまいます。
昨日のランチも外出先で窯焼きのピザを食べました(笑)。
今回もイタリア レポートです。
2011年秋冬のアウターのトレンドの一つだったダッフルタイプのトグル付きアウター。
来秋冬も様々な素材にの乗せたり、ディティールを変えて提案されていました。
2011年の秋冬、イタリアでも日本でも爆発的な人気だったダッフルタイプのアウターが、
ローゲージニットのダッフルコート、”BARK”。
今回も多くのブースでBARK風のニットダッフルが多く見られました。
PITTI UOMO の会場でもBARKのニットダッフルを着た人を多く見かけ、BARKのブースも昨年同様、
まともにサンプルが見れない程、多くのバイヤーたちで溢れかえっていました。
下段のようなトグルではなく、フロントボタンでダッフルコート風のフードを付けたモデルを出してくる
サプライヤーもあり、素材ではダウンやムートンなど、バリエーションが更に広がっている印象です。
今回はPITTI UOMOの会場でムートンを着ている人や、ミラノのセレクトショップのディスプレイでも
ムートンが多く見られました。
イタリアでは定番のランチコートタイプやピーコートタイプ、上の画像のようなキルティングタイプや
ダッフルコートタイプまで、バリエーションも広がっている印象です。
この冬ミラノは日本と同じく寒さが厳しいこともあって、ショップディスプレイでも積極的にムートン
を提案していました。
2011年の秋冬はBEAMSでも、イタリアの”SARFLA”のムートンを展開しましたが、
30万という値段にもかかわらず早期に完売しました。
私も来秋冬は余裕があればムートンが欲しいです(笑)。
色柄のキレイなプリントのスカーフやストールがたくさん提案されていました。
ここ数年、ドレスクロージングがカジュアルな傾向に進む中、多くのネクタイメーカーがネクタイに代わり、
積極的にスカーフやストールを展開するようになりました。
来秋冬は多くのサプライヤーが、例年以上にプリント柄のスカーフやストールに力を入れて展開しています。
PITTI UOMOの会場でも、既に多くの人たちがプリントのスカーフやストールを巻いている姿を目にしました。
いわゆる、普通のマフラーと言われるものに代わり、プリントのスカーフやストールを巻いている人達が
かなり増えた印象です。
私もこの手のスカーフやストールは好きなので何枚か所有していますが、春や秋の肌寒い時期にも使えるの
で、普通のマフラーより長い期間使えます。
もしセールで良いものが残っていたら、購入しておくのも良いと思います。
私も出張から帰ってきて数枚購入しました(笑)。
次回もイタリアレポート続きます。
今回もイタリア裏情報です。
ミラノのヴィア スピーガを歩いていたら・・・
こんなモノを見つけました。
CHURCH’S の SHANGHAI のスリッポン?
と思ったら…
色も加工もかなり似た感じの ”CAR SHOE” のドライビングシューズでした。
2012年春夏のニューモデルのようです。
今回のPITTI UOMOでも、SHANGHAIのコピーやSHANGHAI風のシューズはたくさん出ていましたが、
2012年春夏はキルトづかいがシューズのトレンドなので、ある意味 ”いいとこどり” のドライビングシューズ
と言えます。
ヴィンテージ加工のキルトスリッポンと言えば…
2012年春夏 BEAMSでもこんなスリッポンを展開しています。
ホースレザーをアッパーに使い、ウオッシュをかけてヴィンテージ加工を施してありますが、
加工が上品なので、キレイな感じで履くことができます。
”さすがアルファンゴ” という感じの絶妙の味付けのスリッポンです。
2月の末までには入荷する予定です。
ご興味のある方は、店舗にお問い合わせください。