ITALIA SNAP
6月のイタリア出張のレポートやスナップをカテゴリーごとにご報告してきましたが、
今回から数回に分けて、その他の様々なスナップをカテゴリー分けせずにお見せしたいと思います。
様々な内容のスナップを私のコメントと共にご紹介したいと思います。
フィレンツェのセレクトショップ、MICHELE NEGRI のディスプレイです。
ボーダーのニットタイを打ち出しているようで、2店舗ともメインディスプレイは全てボーダーのニットタイでした。
イタリアでもネクタイが売れない昨今、軽快感のあるニットタイを提案するのは賛成ですが、
太いボーダーのニットタイは個人的にはチョット古臭い感じがします。
画像のようなキレイなブルーやサックスブルー、ベージュのジャケットは来年の春夏もトレンドカラー
としてPITTIでも打ち出されていました。
形の変化は殆どないので、セールで気に入ったものが残っていれば購入されても確実に来年も着られます。
これもミケーレ ネグりのディスプレイです。
今回のPITTIでもタッセルスリッポンを履いている人が多く見られました。
今までは画像の右のような尖ったトゥーのタイプがイタリアでは主流でしたが、
今年の秋冬あたりからスポーティーなシューズは確実に左のようなラウンド トゥーにシフトしています。
偶然かも知れませんが、その2タイプのラストを使ったタッセルがディスプレイされています。
フィレンツェのセレクトショップ、RASPINI のディスプレイです。
ウインドウにBARKと書かれていますが、左のニットで編まれたダッフルコートが、
1月のPITTIとミラノのWHITEでイタリア人バイヤーから絶賛され、多くのイタリアのセレクトショップから
大量のオーダーが入ったと言われている注目のアイテムです。
6月のPITTIの時期にラスピニのような影響力のあるセレクトショップで早々とディスプレイ
一面を使って打ち出されていることからも注目度の高さがうかがえます。
1月のミラノのWHITEで撮ったBARKのブースの画像がありましたのでお見せします。
PITTIではブースに人だかりが出来て、あまりの人の多さに写真を撮ることも出来ませんでした。
因みに、このBARKのニットダッフル、BEAMSでも展開します。
他のセレクトショップでもダッフルコートタイプのアウターをディスプレイしていました。
今年の秋冬は、ダッフルコートのようなトグルづかいのディティールがトレンドとして打ち出されています。
この画像のような、ブラウンやベージュのトーンでまとめたコーディネートも今年の秋冬らしい
カラーコーディネートです。
PITTIの会場では、画像のような少し大きめのチェックのシャツを着た人たちが増えています。
今年の秋冬はチェックのシャツがトレンドですが、来年の春夏は更にチェックのシャツが増えそうです。
もしセールで気に入った柄のチェックシャツがあれば、確実に来年も着られますので購入しておいても
損はないと思います。
昨年に比べると少なくなってはいますが、ADIDAS LA TRAINER の人気は続いています。
上の画像のように、昨年は無かった新しいカラーのモデルや、少しディティールに変化のある
モデルが加わっていました。
日本での展開は相変わらず無さそうです。
ADIDASでは、GAZELLEやSL72を履いている人達も多かったです。
SL72
日本では既に展開していませんが、イタリアでは継続展開になっていて、
ミラノのセレクトショップで今も売られています。
これらのビンテージ シリーズのスニーカーは、日本ではアディダスだけでなく
他のブランドも限定発売され、1シーズンや1年で展開が無くなるケースが多いですが、
イタリアでは何年も継続展開されるケースが多いです。
海外に行って魅力的なオトナのスニーカーが多いように感じるのも、
このような販売方法の違いも影響しているのかも知れません。
次回も引き続き、その他諸々のイタリア スナップお見せします。
お知らせ。
情報誌COBS 27号でスーパークールビズに関して綿谷画伯と対談を行いました。
オンライン版がアップされていますので、ご興味があればこちらをご覧ください。
http://men.cobs.jp/regular/right/2011/07/zen.html











