東北地方太平洋沖地震
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
この度の大規模地震により亡くなられてた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、ご親族、ご関係者の方々に、心からのお祈りを申し上げます。
BEAMSは、被災者の方々の救援や被災地の復興に役立てていただくための義捐金として、
1000万円を公益社団法人CIVIC FORCE(シビック・フォース)へ寄贈いたします。
BEAMSの各店舗には募金箱を3月16日(水)より順次設置し、賛同してくださるお客様のお気持ちを、
NPO法人チャリティー・プラットフォームに集約していただき、CIVIC FORCEへ届けさせていただきます。
また、ビームスオフィシャルウェブサイトとBEAMS Online Shop では、
一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパンが運営するオンライン寄付システム Just Giving Japanを通じ
CIVIC FORCEへの寄付支援をご案内させていただきます。
地震が発生した11日、私は出張で関西にいました。
前日、大阪で関西地区の店舗スタッフとミーティングがあり、11日は大阪から京都に移動、
2時間ほど京都店に滞在し、その日のうちに名古屋に移動するというスケジュールでした。
午後3時くらいに京都駅に着くと新大阪から東京方面は全て新幹線が止まっていて、
東北地方で大きな地震があり、その影響で新幹線が止まっているという案内、
すぐに携帯で東京のオフィスに連絡するも繋がらず、全く状況が見えないまま時間が経ち、
午後7時過ぎに正式に当日の復旧がないと発表され、急いで宿を探すも既に一泊2万円のホテルしか
空きがなく、ギリギリで何とか宿を押さえ、切符の払い戻しの為に長蛇の列に並び、
ホテルに着いたのは午後9時近く、部屋でテレビをつけてやっと事の重大さに気づき、
暫く京都に滞在する覚悟を決めて京都の町にでて夕食をとりましたが、
京都の町は何も無かった様に平穏な様子、翌日は朝から新幹線が運行していると知り、
京都駅に向かい12時過ぎの新幹線に乗り東京に向かいましたが、
新幹線も特に混んでいるということもなく無事に品川に到着、
品川も駅中の店には人がたくさんいて普段の土曜日と変わらない様子、
山手線に乗って原宿のオフィスに向かい、原宿駅を降りていつもと変わらない竹下通りを避けて
脇道から明治通りまで抜けるとBEAMSの店舗は全店休業、オフィスに到着するとスタッフは一人だけ、
そこで前日の東京の混乱を聞き、京都で足止めをくった自分ほうが余程ましだったという事を知りました。
家に帰りやっと落ち着いてテレビを見て様々な状況を知り、衝撃的な津波の映像を何度も見て愕然としました。
そして、たった一日東京へ戻れなくなったことに不満を感じていた小さな自分に反省し、モラルのない食料品や
日用品、ガソリンや灯油などのまとめ買いや買占めはしないと家族と約束し、節電でエアコンを切りデスクの蛍
光灯だけつけたオフィスで毎日仕事をしています。
確かに不自由なことはたくさんありますが、被災地にに比べれば天国のようなものです。
モラルのない大量のまとめ買いなどは絶対にやめて欲しいです。
いま最も大事なことは被災地に物資を届けることです。
いまの段階で個人が出来ることは限りがあります。
なにが出来るか考え、出来ることからはじめましょう。