春夏の買い物 2
昨年から様々なブランドのウエスタンシャツを購入していますが、昨年の秋冬最も活躍した
ウエスタンシャツが以前ブログでご紹介した REMI RELIEF のウエスタンシャツです。
秋冬はローゲージのニットに合わせたり、カジュアルなジャケットと合わせたり、
スリムカーゴパンツと合わせたりと大活躍しました。
シルエットも加工の感じも気に入っていたので、ビームスプラスのスタッフに春夏用にシャンブレー
素材のレミレリーフをリクエストしました。
快く要望を受け入れてもらったので入荷を楽しみにしていたところ、
先日ショップスタッフから入荷の連絡があり、早速ビームスプラス原宿店にチェックしに行きました。
シャンブレーの素材感も良く、加工の感じも良かったので早速購入しようと思ったのですが・・・
このシャツを良く見てみると、
結構激しいステッチが前身ごろに入っていました。
これはこれでいいのですが、自分のスタイルにはチョット合わないので泣く泣く諦めました。
ワイルドな感じがお好きな方にはお勧めします。
この部分だけでなく、ところどころ凝った加工がしてあります。
生地もシャンブレーなので真夏に腕まくりして着られます。
レミレリーフは結局諦めたのですが、私の今シーズンのワードローブの中にシャンブレーの
ウエスタンシャツは必須だったので、第二候補であったこのシャツを購入しました。
AVIOのウエスタンシャツです。
左の胸ポケットの上にはトレードマークの飛行機のマークが入っています。
AVIOのブランド紹介はこちらをご覧ください。http://www.aman.ne.jp/site/brand/avio.html
私が好きなミラノのセレクトショップ ERAL55 でも売られています。
AVIOの日本の代理店のブログでも紹介されていますので、ご興味がある方はこちらをご覧ください。
http://ameblo.jp/amanweb/entry-10575836013.html
レミレリーフと比べれば作りも本格的ではないですし、こだわりのアメリカ感も薄いです(笑)。
アヴィオのウエスタンシャツはイタリア製なので、どことなくラテンなアメリカ感が漂っています。
シャンブレーの質感はしっかりした感じがありながら、ソフトな仕上げ加工が施してあり
着心地は良いです。
シルエットもスリムでフィット感がありキレイなシルエットです。
加工は画像でも分かるように、ステッチの部分に少しアタリがでるくらいの上品な加工です。
アヴィオのウエスタンシャツを購入したのはこれが初めてでなく、前シーズンに既にタータンチェックの
モノを購入していました。
シャンブレーと全く同じディティールです。
シルエットも同じです。
左の胸ポケットの上にはトレードマークの飛行機マークが付いています。
このタータンチェックのウエスタンシャツもかなり気に入って着ていました。
今年の春夏も活躍しそうです。
実は、これを購入して実際に着てみて良かったのでシャンブレーをオーダーしました。
昨年6月の PITTI UOMO では非常に多くのウエスタンシャツが見られました。
カジュアルシャツメーカーだけでなく、ドレスシャツメーカーも含めほとんどのシャツメーカー
がウエスタンシャツを展開しているというくらいウエスタンシャツがフィーチャーされていました。
イタリアでのウエスタンシャツの流行は ラポ エルカン の影響を強く感じます。
彼がスーツやジャケットにウエスタンシャツを着て以来、イタリアでのウエスタンシャツに対する
注目度がたいへん高くなったと思います。
私のウエスタンシャツの原点はこんなエピソードあります。
大学生当時、洋服が大好きだった私は授業が終わると時間があればビームスやシップス、
その他のセレクトショップへウインドウショッピングに出かけていました。
特にBEAMSは週に3日は何も買わなくても見に行っていたので、BEAMSにアルバイトとして
入社した当時は、先輩達に ”しょっちゅう来るけど買わない奴” として知られていました(笑)。
ディスプレイも必ずチェックしていたのですが、ある時、渋谷店(現BEAMS PLUS 渋谷店)
のウインドウを見ると、ラングラーのウエスタンシャツにリーバイスの501、
靴はチャーチのブラックスエードのフルブローグ、ベルトはウエスタンベルトという、
自分にとっては衝撃的な格好いいコーディネートのディスプレイでした。
ウエスタンシャツ、501、ウエスタンベルトというコーディネートは当時はそれほどめずらしい
ものではなかったのですが、そこにチャーチのブラックスエードのドレスシューズを合わすと
いうコーディネートはチョット衝撃的でした。
当時のBEAMSはウエスタンシャツやワークシャツをテーラードジャケットにコーディネートする
先輩達もいて私も大変影響を受けましたが、今考えれば私が入社した80年代半ば当時は、
以前ブログでご紹介したカーゴパンツもそうでしたが、その当時から既にテーラードとミリタリー
やワークモノを合わせるというコーディネートは、最もBEAMSらしいコーディネートであったと思います。
そういうこともあって、私の場合ジャケットにウエスタンシャツというのは特に新しいコーディネートではなく、
どこか懐かしさを感じさせるコーディネートです。
ということで、他にもジャケットに合わせることを前提に購入したウエスタンシャツをご紹介します。
ギ ローバーのギンガムチェックのウエスタンシャツです。
少し大きさ目のギンガムチェックです。
シルエットはスリムフィットです。
ドレスシャツメーカーが作るウエスタンシャツだけあって、襟の表情や細かい縫製技術、シルエット
のだし方などはカジュアルメーカーのモノとは少し違います。
あまりカジュアルなウエスタンシャツには抵抗があるという方にはお勧めです。
今シーズンは前回のブログでご紹介したカノコ素材のウエスタンシャツも展開しています。
左はラングラーの復刻モデルです。
右のレミレリーフを展開する前に購入しました。
”ラングラーのウエスタンシャツ”という懐かしい響きもあって購入しましたが、
画像のように少し汚し加工がしてあるのが ”ワイルドでない私”(笑)には着こなすことができず、
レミレリーフを手に入れてからはほとんど着ていません。
BEAMS PLUS のスタッフであればうまく着こなせると思いますが、
カジュアルやハードなものもキレイに着こなすことが自分のスタイルなので、
私にとっては少し難しい加工でした。
BEAMSだけでなく、他のショップでもここ数年後染めや洗い加工のシャツが展開されてきました。
今期はそのようなドレス系カジュアルシャツの中にウエスタンシャツを加えてみてはいかがでしょうか。
BEAMSでも多くのバリエーションで展開しますので、お時間があれば実際にご試着してみてください。
次回も”春夏買い物編”続きます。
土曜日なので、皆帰ってしまいました・・・
誰もいないのでミラーごしのセルフショットです。
今日はデスクワークだったので、カジュアルなジャージ ジャケットです。
以前メンズクラブで紹介されたラコステの鹿の子素材のジャケットです。
パンツはライトグレーと相性の良いベージュのカーゴパンツです。
スニーカーは普通のコンバースのオールスターです。
この時期は暑くなったり寒くなったりするので、薄手のスカーフは必需品です。