PITTI UOMO の取材
先日バイイングに行ってきたフィレンツェで開かれる展示会 PTTI UOMO は、
バイヤーだけでなく、各国のファッションジャーナリストも注目する展示会です。
日本からもファッション誌の編集スタッフの皆さんが毎回熱心に取材を行っています。
そんな日本のファッション誌のスタッフの皆さんの仕事ぶりを日頃取材される側の私が紹介したいと思います。
LEON 編集部の皆さんです。
なぜか全員ベージュのコートを着ています。
事前に打ち合わせをしたのでしょうか、
そうだとしたら、かなり気合が入ってますね。
LEON編集部の皆さんは、メイン会場の正面にカメラマンと一緒に
スナップ写真を撮るために陣取っています。
そのエリアは、なかなか他誌が入り込めない雰囲気を醸し出しています(笑)。
6月は炎天下、1月は寒さの中、一日中ひたすらスナップを撮り続ける
カメラマンの木村さんと、被写体を探す編集部の皆さんの仕事振りには頭が下がります。
読者の皆さんが普段LEONの紙面でご覧になるスナップや、人気の季刊誌
”SNAP LEON” もこのこの徹底したスナップ撮影によるものです。
LEON編集部のスタッフの皆さんは ”チョイワル” とは思えない真面目で仕事熱心な人達です(笑)。
MEN‘S CLUB の編集部の皆さんです。
メンズクラブの取材は非常にフットワークが軽いです。
今回も会場内のブースの取材や、外国人だけでなく、
日本人バイヤーのスナップも毎日撮影していました。
スナップは紙面だけでなく、随時MEN‘S CLUBのホームページ
http://www.mensclub.jp/fashion/snap
で公開されているので、
私も頻繁にチェックしています。
あるブランドのブースで偶然一緒になって、たまたま私が注目していた
そのブランドのあるモデルにメンズクラブも注目していて、
その場でコラボ企画をやろうという話になりました。
実現するかどうかはまだ分かりませんが、私としても非常に興味のある企画です。
編集部の西川さんは、なぜか4つもバッグを抱えて取材しています。
MEN‘S CLUB は結構体育会系です(笑)。
ひとつ気になるのが、編集長の戸賀さんがいないことです。
編集部の皆さんがフィレンツェで頑張っているときに戸賀さんが何をしていたかは、
こちらをご覧ください。http://ameblo.jp/togablo/day-20110113.html
日本で楽しそうにしています(笑)。
MEN’S EX の松尾編集長と平澤さんです。
MEN’S EX は少数精鋭部隊ですが、松尾編集長自ら精力的に会場内のブースを
チェックしていました。
松尾編集長のピッティの傾向はツィッターで公開されているので、
ご興味のある方は、こちらをご覧ください。http://togetter.com/li/90430
女性編集部員の平澤さんと女性カメラマンの岡田さんの行動力は目を見張るモノがあります。
MEN’S EX らしく、スナップだけではなく、ブランドの背景やものづくりに至るまで、
綿密なな取材を行っていました。
私も数ブランド紹介して、最終日は午後まで一緒にブース周りをしましたが、
女性二人で良くここまでやるなと感心しました。
女性編集者と女性カメラマンというのはイタリアでは正解かも知れませんね。
イタリアの男性はとにかく女性が大好きなので、男性編集者の取材よりも確実に
対応が良いはずです(笑)。
各誌で紹介されるスナップやブランドや傾向などは、それぞれ独自の目線で編集され、
読者の皆さんに紹介されると思います。
早いものは来月発売号から速報として報告されるようです。
諸々の事情があり、バイヤー目線としての傾向を今の時点で皆様にお伝えすることができませんが、
ひとつだけお伝えします。
”イタリアらしいカラフルなカラーはかなり少なくなり、落ち着いた色目が多くなります”
色々お伝えしたいことはあるのですが、今はこれしか言えません。
まずは、各ファッション誌の速報をご覧ください。
次回もイタリアレポートが続きます。