先日配信したメルマガが、メール設定の問題で届いていない方もいたようなので、こちらでシェアいたします!
□■-----------------------------------□■
NOBU YAMADA NEWSLETTER 2016_7_3 Vol.3
□■-----------------------------------□■
Hello, everybody! Nobu here with today’s Q&A! 今日のQ&Aです!
Question:
先日のブログに、「高校の入試問題で try to~と try ~ing が間違って使われていた」という投稿がありましたが、実は、私もよく理解できていません・・・。どちらも「~しようとする」と覚えています。
Answer:
ちょっとトリッキーですよね!例文を比べて意味の違いを確認してみましょう。
1. I tried to get up early.
2. I tried getting up early. ※get up early: 早起きする
どちらも「早起きしようとした」と取れそうですね。しかし、この2文には大きな違いがあります。
====
1.のtry to~の場合は、「早起きしようとした」(→だけど、結果的にはできなかった)
2.のtry ~ingの場合は、「(試しに)早起きしてみた」(→実際に早起きした)
====
try to ~は、やってみたけど実際には成功しなかった、というのがポイントですね。
to~はよく「未来志向」と言いますね。tried to get up earlyは、get up earlyという未来に向けてtryしてみた、ということです。(→「だけどできなかった」をほのめかしている)
一方で、~ingはすでにやっていることや、実際にやったことを表すときに使いますね。tried getting up earlyは、実際にget up earlyということをtryしてみた、ということです。
===
try to ~とtry ~ing、一見どちらも「~しようとする」という和訳で処理できそうですが、こうして見ると、使い方は全然違うのがわかりますね。あえて和訳で表すならば、try to ~は「(できないかもしれないけど)~しようとする」、try ~ingは「(実際に)試しに~してみる」という感じでしょうか。
ちなみに、僕が見た入試問題では、try ~ingとするべきところを、try to~としていました。僕の経験だと、日本人はこのパターンのミスが多いですね。try to ~の方が、try ~ingよりも何となく言いやすい(馴染みがある)のかもしれません。
try to~ とtry ~ing、今度見かけたらぜひ意識してみてくださいね!
Hope today’s Q&A helped!! Have a great day!!
NOBU
Q&Aメルマガでは、こんな感じで読者からのご質問にお答えしています。質問したい・回答を受け取りたいという方は、こちらよりお気軽にご登録くださいね!