最近、英語の「先生」というよりは「コーチ兼トレーナー」のイメージで指導している。
英語学習は、intellectualな活動であると同時に、emotional(感情を刺激する)であり、またphysical(身体を使う)な活動であるべきだと思う。英語を頭で理解するだけなく、「感情」や「身体的な感覚」とリンクさせていかないと、やはり自在に反射的に使えるレベルにはならない。
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「これまでの日本人は、なんだか淡々と勉強しすぎていたのではないか?」
「emotional や physical が欠けていたのではないか?」
そこを変えていくことこそが大事、と最近感じる。
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人に対して、根本的な行動の変化を起こしていくには、ただ「教える」だけでは難しいですよね。積極的に「感情」や「身体」を刺激しなければならない。
最近は、テニスのコーチや、フィットネスのトレーナーのイメージで、「生徒と一緒に汗をかく」「テンションを上げて引っ張る」というスタイルにシフトしている。数年前に流行った、ビリーズ・ブートキャンプ的な(笑)。
文法や語彙の知識は、もちろん必要だが、すでにそれなりに勉強してきた大人の場合は、それよりも、まずは「純粋なパッション」や、英語を身体で覚えるための「インテンシブなトレーニング」などが必要だと思う。そのやる気を呼び覚ますには、指導者自身がパッションやエネルギーでみなぎっていなければならない。
なんだか、淡々としすぎているんだよなぁ。そこを変えていかなきゃ。