「すべてを理解しなければならない」と決して思わないでください。
ドラマは「生きた英語」ですので、教材よりも表現がだいぶ難しいですし、スピードがかなり速いです。完全にネイティブの英語です。それを全て理解しようと思うと、大変過ぎて挫折するでしょう。
セミナーでは、ドラマを無理なく活用できるように、ピンポイントでセリフを拾い、テーマをぎゅっと絞っていきます。
日本人は、良くも悪くも、完璧にこだわりますね。しかし英会話においては、「全てを分からなくてもいい」という潔さが大切だと思います。なぜなら、日本人は誰でも英語で苦労するからです。ネイティブの英語が分からなくて、当たり前なのです。
最近読んだ「英語のバカヤロー ~英語の壁に挑んだ12人の日本人~」という本には、著名人のこんな言葉が紹介されています。
・竹中平蔵氏(元・経済財政政策担当大臣)
→「英語の壁は毎日感じる。でも、向かっていく精神を持つしかない」
・中村修二氏(カルフォルニア大学教授、LED開発者)
→「今でもアメリカ人同士の会話には加われない」
・明石康氏(元・国連事務次長)
→「カタコトでも、なまっていても、自分なりの英語でよい」
---
完璧を求める必要はありません、「自分なり」でいいのです。
だけど、本物から逃げてはいけません。
少しずつでいいので、「生きた英語の世界」に飛び込んで、リアルな英語に触れてください。教材や資格試験などのコントロール(制限)された枠でいつまでも勉強していては、ブレークスルーはやってこないでしょう。
たとえば、海で泳げるようになりたかったら、いつまでもプールで練習していても仕方ないですよね。泳ぎの基本が少し身についたら、波打ち際でもいいので、実際の海に触れてみることが大事ではないでしょうか。プールでは決して再現できないダイナミックな環境に、戸惑いや恐怖を感じながらも、深い感動を覚えるでしょう。
ドラマで勉強する、というのも、そんなイメージです。波打ち際から、少しずつ、少しずつ、深く入っていけばいいのです。まずは、体で本物を知ることです。それと並行して、プールで泳ぐ(=教材や資格試験で勉強する)ことをやればいいのです。
セミナーでは、「英会話 5つのルール」という枠組みを利用することで、皆さまに無理なく「生きた英語」で勉強するきっかけを作れたらと思っています。
↓ ↓ ↓ ↓
★第2回セミナー@10/19 お申し込み受付 開始しました!★
http://www.nobu-english-academy.com/Seminar.html
山田ノブ