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music + cinema = everyday

音楽と映画を愛する平和主義者のブログです。
好きな音楽、映画の紹介や日々感じたことを書いていきます。

こないだ、ダークナイト ライジングを観に行きました。ダークナイトが本当に面白かった上に深かったのですごい期待を抱いて劇場へ足を運びました。

個人的にダークナイトを超える傑作でした。

まず、長い映画ってそんなに得意ではないので3時間近い上映時間に少しビビっていたんですが、売店で買った高いコーラを飲むのを忘れるほど見入ってしまい、結構あっという間でした(笑) 冒頭からものすごく引き込まれてしまい、感覚的にずっと目を見開いている感じでした(笑)

映像やCGに力を入れてる映画って、アクション重視のそこまで内容の濃い映画ではないというイメージだったんですが、前作同様とても深い内容になっていました。

前作の悪役ジョーカー同様、今回のベインも信念を貫いた結果の悪という点がこの映画の要になっているんじゃないでしょうか。悪役のカリスマ性が半端じゃありません。

そして、あくまでも陰でゴッサムシティを守ろうとするヒーロー、バットマン。前作でハービー・デントの罪を自ら被り、完全に悪者と認識されたまま姿を消していたのですが、ベインの出現により、再びゴッサムシティに姿を表し、警察に追われながらもベインという強大すぎる悪と闘おうとする。今回の敵ベインは圧倒的に強く、バットマンもかなりの苦戦を強いられます。

この映画はネタバレとかはしたくないのであまり書きませんが、僕は特にラストスパートがかかってからの展開に震えながら、バットマンの勇姿に涙しそうになりました。

言ってしまえば王道な展開なんですが、他の映画では達し得なかったクオリティでその王道を地でいった感じです。そして、このラストの展開では脚本のセンスがかなり際立ってきます。もう、ほんとうにかっこいい。

そして、終わり方がなんとも素晴らしい。人によっては、納得してない人がいるらしいのですが、僕に言わせればこの終わり方を超える終わり方はないだろうと言うほどこの映画にあった素晴らしいものでした。

ここ最近観た映画でもダントツの面白さ、良さでした。これは完全に劇場へ足を運んで観るべき映画です。劇場で観ないと、観たと言ってはいけない映画です。是非。