厳格な伯母、ミミに育てられていたジョンは、実の母が近隣に住んでいることを知り、実の母に会いに行く決心をする。伯母とは対照的で自由奔放な実母ジュリアからロック・ミュージックを教わり、彼自身もバンドを始める。そして、バンド活動も順調だった17歳の誕生日にジョンのこの複雑な親子関係の原因を知ってしまう。
僕はこの映画のオープニングから素晴らしいセンスを感じました。劇中も、ジョンがジュリアに教わったバンジョーに没頭しているシーンで ああ、かなり没頭しているな というのがよくわかる素晴らしい演出があり、いい具合にセンスを出し惜しみしているなと思いました。そんな細かいことよりも、ストーリーが素晴らしいんですけどね(笑)
なんとも素晴らしい映画だけに、ほんとにこんな生い立ちなのかと疑いたくなります。できればフィクションであって欲しいほどに悲しい話なんですけども、そこから這い上がり、そしてこの期間が彼の人間としてのルーツになっているんだなと納得してしまいました。
ビートルズ、ジョン・レノンが好きな人には是非観て欲しい映画です。
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