北米で子供が親に言われて「しんどい」って感じる言葉。 | カラダは嘘をつかない

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北米では親が子供に

 

「Do your best!」(自分のベストを尽くしなさい)

 

っと、子供を励ます意味でよく使います。

 

現在私はバンクーバーで毎週「子育て」についてワークショップを英語で行っていますが、先週親御さんたちとお話ししている時、このトピックが出てきたので、今回はこのことについて少しお話しさせてくださいね。

 

出典:huffingtonpost.com

 

「自分のベストを尽くしなさい!」

 

これは、日本でもこれと同じようなことを親は言うでしょうし、今このブログを読んでいただいている方の中にもこのようなことを親に言われた経験を持っている方もいらしゃるかもしれませんね。


ただ、この「ベストを尽くしなさい!」という言葉が幼い心にどのように響いているかを想像できますでしょうか?

 

親は子供を励まそうと、「You can just do your best!」(あなたのベストでいいのよ)っと言いますが、子供は「自分のベスト」が何かをまだよく分かっていません

 

そもそも大人だって自分のベストが何かが分からないのに、子供に自分のベストを尽くしないさいっと言っても混乱させるだけ。

 

子供は「自分のベストを尽くしなさい」と言われると、「親から求められている自分のベスト」って何だろうと考えてしまいます

 

頑張ろうとしている子供は特に、いつまでたってもその「よく分からない親が求めている自分のベスト」にプレッシャーを感じ、親の期待に応えようと、幼い心は押しつぶされそうになっています。

 

出典:magazine3.com

 

子供は親から愛されたい、認めてもらいたいと心底願っています。

 

それは、大げさに聞こえるかもしれませんが、子供にとっては親から愛されている(認められている)というのは死活問題に繋がるからです。

 

例えば、大人で言えば、会社。

 

上司に認められなかったら、会社での居場所がなくなってしまうかもしれないと不安になりませんか?

 

子供は一人で生きていくことが出来ないので、親に愛されていないと生きていけないと無意識に危機感を感じます

 

子供にとって、親から言われる「ベストを尽くしなさい」という言葉が「励まし」なのか「プレッシャー」なのか自分でも理解できないところで混乱し続けてしまいます。

 

そして、まだ幼く未熟な心は、自分のしていることが「Best」なのか、あるいは「Good enough」なのかも自分ではよく分かりません。

 

自分はもっと可能性を持っているのか、これ位?って感じで力を出せばいいのかも子供は分からない。

 

つまり、この「自分のベストを尽くしなさい」が子供の可能性を奪っていることもあるんです。

 

「えっ?

 

私子供を応援するつもりで言ってるのに。。。どうしてって????」

 

って思ってしまいますよね。

 

分かります!!

 

ただ.....

 

どちらにしても、"You can just do your best!"と言ってしまえば、親は楽ですが、子供はそれが分からないからしんどい。

 

そして、親は子供の「しんどさ」に気づいていないことが多いんです。

 

親は子供に「ベストを丸投げ」するのではなく、また子供が何かしようとしても出来ない時、親が代わりにしてあげるのではなく、どうすればいいのかを「一緒に考えるお手伝い」をしてあげれないかなって思います。

 

出典:bysites.eu

 

もちろん、Do your best!が効果的になる場合もあります。

 

ですが、それは普段から子供とちゃんとコミュニケーションが取れている場合。

 

いつのタイミングでyou can do your best!って言えば子供にとって励みになるかが直感で分かっているとき、この言葉は効果的になります!

 

ちょっと長くなってきたので、続きは次回に....

 

Sunny ☀️ www.kimiracle.com