日曜日。

前日に引き続き、愛馬Mちゃんの調馬索レッスンでした。

午後来て下さい~と言われていたので、12時ころ伺うと、前の方が外馬場を使ってレッスン中でした。

ボスはと言うと、結構ヒートアップ中・・・

そして午後1時過ぎに愛馬Mちゃんの馬装を開始。

誰かレッスン来てくれ・・・!と心の中で少し願ってしまったものの、誰も来ず。

調馬索中、今日も駈歩を行っているので、今日も駈歩レッスンだな、と油断をしてしまった(汗)

 

土曜日同様に騎乗後、常歩、速歩を。

2日目だからか、Mちゃんが少し疲れているのか、こちらの扶助に反応が鈍い感じ。

調馬索をフルに使って大きな円を描いて歩きたいのに、手抜きをして内側を歩くMちゃん。

ライダーのやることを無視し始めた・・・ これは良くない兆候だ。

一応何とか、速歩、駈歩まで行って愛撫してあげて、レッスン終了良かった~となる予定だった。

その気持ちがMちゃんにも伝わったのか、Mちゃんも馬房に帰る気マンマン。

 

 

調馬索外します、はい常歩~

 

 

えっ…

ちょ・・・ 続くの!?

常歩し始めて、調馬索で描いていた真円をめがけて歩こうとするが、そこから外れて歩き出すMちゃん。

何となくヘロってる感じ、たぶん疲れ気味。

 

なんで狙ったとおりのルートを歩かせない!! 速歩!!

 

この後ですね、調馬索外れたことでのコントロールの難しさを痛感させられるレッスンでした。

いつもの内馬場だと、壁があるんですよね。

その壁に沿って真っ直ぐ、真っ直ぐ走っていけば良い。

外馬場は壁が無いから、ライダーがきちんとコントロールをしてあげないと、まったく変な所へ行こうとする!

もう蹄跡なんて完全無視で速歩をし、ライダーの言う事を全て無視。

ノーコントロールの状態。

それを見て、めたくそ怒り狂うボス… たぶん近隣に響き渡っていたと思うが、日曜日だし誰もいないから大丈夫か。

あまりにもボスが怖すぎて、ボスから距離を取り、常歩でバックをしながら馬房へと入って戻ろうとするMちゃん。

脚を入れても前に進まねぇ・・・

ボスの奥様に手綱を引っ張られて外馬場へ連れ出されるMちゃんと僕。

怒られまくって思い出した。

 

あ、手綱鞭があるじゃん。

※緩んだ手綱を使って馬の首筋をひっぱたく。 鞭を持っていない時に超絶有効な必殺技。

 

Mちゃん、ずっとボスにばかり目と耳を向けていて、ライダーである僕のいう事を聞こうとしない。

手綱で首筋を引っぱたいてやると・・・ ビクッと首を起こし、耳をこちらに向けた。

よし今だ!

脚を入れて速歩! 速歩!!

さっきから怖すぎるからボスの方へは向かおうとしなかったが、その逃げようとする素振りの前に脚と手綱鞭を使ってボスの方へと向かわせる。

何とかボスの前も速歩で通過をして、レッスン終了。

1時間半ぐらい要した、大変長丁場のレッスンでした。

 

厳しいようだけど、やらせることをきちんとやらないと、レッスンは終われないから。

ここでやらせずに終わると、この馬は絶対にやらなくなるから。

 

と。

もっと早くに手綱鞭使えばよかった・・・

何をしてでもいいから、とにかく言う事を聞かせ、やらせるのが今のレッスンだ。

僕の技量が足りないのも理由の1つだけれど、Mちゃんも経験が足りないから、怒られてもどうしていいかわからない。

身の回りにある物を使って、とにかく言われた事を実行する。

今はそれが出来るようにならないとだな・・・と感じたレッスンでした。

 

レッスン後、Mちゃんを水洗いしてあげ、バナナをあげて馬房へ戻して頂いてレッスン終わりです。

足のプロテクターやゼッケンは汗だくだったので、それも洗ってあげたった。

久しぶりにここまで怒られてしまったので、結構メンタル凹み気味です。

来週のレッスンも頑張ろう・・・