土曜日。
朝10時からのレッスンなので、9時頃には到着したいところ。
なのだが高速道路の渋滞が酷く、急いで向かって9時半到着。
既に他の方のレッスンが始まっているかしら?と思ったが、前日の大荒れの天候で馬たちに緊張が走っていたようで、
一部の馬の放牧を行っておりました。
ストレスとかでお腹痛くなる馬もおりますし、馬最優先!
11時前あたりにA先生を馬房から出して頂いて、馬装を開始。
今回は頭絡を間違えずに装着が出来て完璧。
待っている間に拍車をつけたほうが良いか?相談をしたところ、しばらく使わずいきましょうとの事でした。
正しい扶助を出して動かす! 動かすにはどうしたらいいのか!? 考えるのもレッスンなのです。
最初、手綱緩めでA先生のペースで歩いて行き、ときおり常歩での手前変換も織り交ぜ、速歩移行もスムーズに行った!
のだが、途中で速歩から常歩に勝手に戻し、寝始めるA先生。
おいおいおいおい・・・ 最初の元気はどこにいった!!
5分ほど速歩が出せず消沈。
○さん(僕)と同じ乗り方をしていたら、誰が乗っても同じ結果になる。
…と。
何がいけないんだろうか、悪い所はたくさんあるから、ひとつずつ修正していかないといかんのだろう。
悔しいなぁ。
いい加減、寝かさず動かせるようになりたい。
鞭をお借りし、速歩、駈歩の習熟レッスンを一通り行って終わり。
レッスン後、ボスとの会話で言われた事は、とにかく今はA先生に乗ることだ! です。
乗馬の馬と馬場馬術の馬はまったく違う、それはリズム1つにしても大きく違ってくる。
普通なら乗馬初心者には危険だから絶対にA先生を使わせたりはしないのだが、最初に調馬索で様子を見てみてバランス的にも乗れそうだから僕を乗せてくれていると。
クラブに急激に馬が増え、他のレッスンを受ける方々もA先生以外の馬でレッスンを受けれるようになった。
タイミングも良く幸運なのである。
1回1回の貴重な機会を大切にしましょう。
と。
はい。
A先生、年齢的にも乗れるとしたら、あと1年弱かもしれない。
クラブにいるほかの馬を見ると、A先生とは比べ物にならないぐらい一癖も二癖もある馬ばかり。
A先生も5年ほど前までは結構な個性の持ち主だったらしく、年老いて落ち着いてくれたタイミングで僕が来たんだな。
僕は本当に幸運なタイミングだった訳です。
A先生との貴重な時間を、大事にしていこうと思い出させてくれたレッスンでした。
(レッスン後のバナナも忘れずに!)