ああ、オチはこれなのね、って、ラストまで行って、巻き戻して(巻き戻すのはビデオテープの時代なのだが、私はいまだに巻き戻すという)、その部分を確認。よし!これがオチ。

不条理ものなのですが、それはそれで好きなんだけど、そして豪華な衣装や晩さん会も好きなんだけど、この後の極限状態をオペラで表現するってどうなの?オペラって、なんていうか、こういうタイプの極限状態は似合わないと思うのだけれど、それはそれで私の偏見なのかしら?

やっぱり、オペラは雄大で、豪華絢爛なのがいいなあ。爆  笑 豚

 

WOWOWのページから(9月11日)

トーマス・アデス《皆殺しの天使》
The Exterminating Angel - Thomas Adès


  
閉じ込められた部屋で展開する究極のハイコンセプト・スリラー!不条理映画の名作をオペラ化した傑作が堂々のMET初演!
オペラ帰りのホームパーティで、客間から出られなくなった紳士淑女を待ち受ける地獄!巨匠L・ブニュエルが監督したシュールレアリスム映画の名作を下敷きにした現代オペラの極北が、待望のMET初演!緊張感あふれるスリリングな音楽が、追い詰められた人々の心理をえぐる。ブリテンの再来といわれる現代屈指のオペラ作曲家、T・アデス自身の指揮も期待大。これを見ずして「今」のオペラは語れない!

指揮:
トーマス・アデス
演出:
トム・ケアンズ
出演:
オードリー・ルーナ、アマンダ・エシャラズ、サリー・マシューズ、アリス・クート、クリスティン・ライス、イェスティン・デイヴィーズ、ソフィー・ベヴァン、ジョゼフ・カイザー
上映時間:
2時間42分(休憩1回)
MET上演日:
2017年11月18日
言語:
英語

《皆殺しの天使》のあらすじ
オペラ《ランメルモールのルチア》の帰り、ブルジョワ階級の知人グループがホームパーティに招かれる。だが邸宅の使用人は、執事を残してみな去っていた。ディナーが終わり、明け方になったが、一同はなぜか客間から出られない。時間が経つにつれ人々は憔悴し、水や食料も底を尽き、喧嘩や自殺が勃発する。ソプラノ歌手が、この状況が始まった時、皆が何をしていたか再現してみようと提案し、その時を再現できた瞬間、一同はようやく自由になれる。だが災難はそれだけでは終わらなかった…。