実はこのところ、太陽光用地をご紹介くださいメールが増えた。それも、私の個人アドレスに。個人って、仕事で使う個人という意味で、会社の代表アドレスじゃないアドレスね。
実は太陽光発電についてはいろいろ考えるところがあって、地元の、よく知っている業者さんに優先して用地を紹介している。というのは、なんか近隣の事情を考えなかったり、太陽光のパネルが設置された後、誰もメンテナンスに来なかったり、あとそもそも、地主さんとの交渉とか、工事費用とか、なんつーか適正じゃないように思われることを多く見聞きしているからだ。なので、東京(だいたい会社が東京になる)の会社からFAXや電話が来ても、「ありません」と答える。意地悪っていうわけじゃないが、群馬県民として群馬の郷土を守らなければならないからさ!!
実際問題、太陽光用地というのは、不動産の仕事としては価格がめちゃくちゃ安いので、儲けはないと言っていい。私は個人としては再生可能エネルギーに賛成であり、持続可能な社会って、太陽光発電があったほうがいいんじゃない?って思っている。その一方で、太陽光発電事業に渦巻いている(おそらく渦巻いていると思う)ブローカー的な人々の暗躍(たぶん誰かが暗躍している)で、何が適正な値段なのかが全く見えないから、仕事としてやっていいものかどうなのか、自信がないのだ。
でも、相続で、広大な農地や原野を引き継いで、どうしようっていう人がいるのも事実で、そういう範囲で、動いている。いろんな方法をやって、全部だめだったら太陽光発電用地しか、もうないんだよ、手札が。
最近、そういう案件が増えて、そしてもう周辺の知っている業者さんも手を出さない土地(条件的に)もあって、仕方なく、ネットに出したり、問合せFAXやメールに応えるようになったのだが、初めての会社から、私と名刺交換しないとえられないメアドで紹介メールが来ると、不審だよ。
誰かがどこかで、私がそういう土地(不動産屋が普通はやらない案件)をせっせとやっていると言いふらしているのか。あるいは、今は太陽光用の土地でしょう!っていう時代なのか。
時代で言うと、昨年度が21円でまだIDが出てこないから、農転も何もできやしない。今年が18円で、今年度まではやるっていう人が多いのだろうか?
私は太陽光発電に反対ではないが、今年に入っていろいろやってみて、問い合わせてくる若い男子たちには一抹の不安を抱く。投資として考えるなら、それもそれだが、おてんとうさまがどんどん稼いでくれると思って、太陽光発電に手を出して、大丈夫なのか。汗水たらして働くことを学ぶ世代なのではないか。労働の対価というものを経験すべき年頃なのではないか。
私は古い人間なのだろう。だから、手間暇かかって、あまり儲からない仕事が、なんか楽しいんだろうな。やっている感があって、私しかできない(というより、儲からないので私以外の人はやらない)という気持ちが、私を喜ばせているのだろう。それより、手っ取り早く時代にのった投資で、うまいことやったほうがいいのかも。
太陽光発電事業って、私にはいろんなことを考えさせる。![]()