先ほどは、「アットホームタイムNo.386」(1月20日発行)から拾ってきたネタでしたが、今度は「月刊不動産1月号」からのネタ。


税務相談(22p)で「付近の宅地に比べて著しく高低差のある宅地の評価」です。


いやあ、実はさ、今日ほしさんとある土地の打ち合わせをしていて、その土地が道路より低いの。つまり、盛り土(よそから土を持っていて上に置くわけですね)をしなくっちゃいけないの。

それで、ほしさんが価格は?と聞くので、坪単価○万円くらいでどうかっていう話なんだけど、と伝えると、現地を見ているほしさんが「でもあそこ、盛り土が必要だよね」と。それはもう、社長が簡単な見積もりもらっていたから、「うーん、10万?30万くらい?」と言ったら、爆笑された。

いや、私が耳にした数字は、10万とか30万なんだけどさ、爆笑の理由は・・・

「それ、㎡単価じゃないの?ぶーさん、ここ何坪あると思っているの?」


結局、まとめた資料に社長のメモがあって、それで計算したら、盛り土で300万円くらい必要だった・・・(;^ω^A

ぶーさん、ちっともプロフェッショナルじゃないねえ~。


で、「月刊不動産1月号」に出ていた内容は、相続税の評価についてで、その土地が著しく○○だったら、評価額より低くてもいいんだよ、っていう話でした。裁判事例で、道路より低い土地で相続税の計算で10%低くしてよ、と国税不服審判所に申し立てて認められた案件が紹介されていました。

道路より低い、高い土地や、地盤にでこぼこがある、あるいは騒音や臭気などが著しい場合は、付近一帯の評価額よりも低く見てよいということです。


というわけで、相続税の計算で、うちの土地、相場より安いんじゃない?と思う方は相談してもいいんじゃないですかね。まあ、いずれにせよ「著しく」じゃないとダメなので、どの程度が著しいのかは、専門家に相談したほうがいいですね。


通常の売買の場合は、そういう事情があれば、その分が価格(あるいは値引き)に反映されているので、改めて一般の方がそれを言っても・・・どうなんでしょうかねえ。だいたい安い物件を確認すると、「これ、前の道路が狭いんですよ~」とか「においがね、あるでしょう」って最初に言われますからね。私も最初に言うし。

相続税の場合は、お国からくるから、黙って払っちゃうだろうけれど(払える人は)、思い当たる節があれば相談したほうがいいかもしれませんね。ぶーぶー






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