私の記事 秋田書店の思い出 を読んで、高校時代の友人から連絡があった。
「秋田書店のニュースを聞いたとき、すぐにぶーちゃんが頭に浮かんだわ。
小学校のときに作者に応援お手紙をかいて出していたのね。すごいわ。
高校生のころは、たしか毎週のように読者はがきのようなものに好きな作者さんへのメッセージを書いて出していたでしょ。それが、もう小学生のときから始まっていたのだね。年季が入っている。
発言する人、ぶーちゃん。
そして、あきらかに自分の文章なのにちがう名前ってことで電話をする。すごい。」
え?(=◇=;)
私、高校生のころ、読者葉書を出していた?
えっと・・・高校生のころ、私、何を買っていた?
週刊誌ってことだよね。少年誌か?
そして、読者葉書を出していた?
まったく覚えていない。まったく記憶にない。
だいたい、高校生のころ、私は誰のファンだったのか?
まったく覚えていない・・・(-"-;A
友人は「発言するぶーちゃん」ということで、全体として私をほめている、ほめているが、その発言(毎週読者葉書をだす)の記憶がない・・・
最近年齢のせいか、忘れることが増えてきたが、私の場合覚えていないのは、忘れた、ということより、そもそも興味がないから覚えていない、ってことが多かった。
その中で唯一「なぜ覚えていない?」ってことがあって、それは中学の友達との旅行。中学生か高校生のころ。
仲間の1人の親戚のうちに遊びに行ったの。
天の橋立をまたの間から見たのは間違いない。
だが、大文字焼きは記憶にない。
何年もたったあと、そのうちの1人から大文字焼きを舟にのってみた思い出話をされて、「それ、私とじゃないよ。ほかの旅行のときじゃないの?」といったが、「写真見てよ!!」といわれた。
古いアルバムを開くと、確かに私が嬉しそうに舟に乗っている。そして背後には・・・暗い夜の山、赤々と燃える「大」の字。Σ(~∀~||;)
その時、海に行ったこと、くらげにさされたこと、はじめて(だと思う)新幹線に乗ったこと、新幹線がすっごく混んでいたことなどは覚えている。そのおうちにカラオケがあって、私が「岸壁の母」を演技力たっぷりに歌ったことも覚えている。クーラーが入っていて、私は夏なのに寒いと思って靴下を履いたことも覚えている。
でも、でも、旅のメインと言える大文字焼き・・・(゜д゜;)
写真を見ても「行った」と思い出せない。実感として、私がそこに行ったことを思い出せない。
私が寝ている間に記憶泥棒が、大文字焼き記憶を盗んでいったのか。この瞬間に、パラレルワールドの私と入れ替わったので、このところの記憶が抜けてしまったのか。
とにかく不思議なほど、記憶がないの。
そして今回の読者葉書で驚愕した私。
大文字焼きの件は、記憶の欠落という特異現象が何らかの事由で起きたと解していたが・・・ほかにも覚えていないことがいっぱいあるんじゃないの!!。(;°皿°)
単に、大文字焼きの件は覚えていないことが発覚しただけで!!
私の今日までの人生・・・私が覚えていることがごく一部だと思うと・・・ちょっと怖い。
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