あるとき、シンガポールの取引先から
スワロフスキービーズの雑誌が
入っていた。
スワロフスキービーズとは、
ガラスビーズの最高峰の会社で、
日本でも「スワロではないといやっ」という人が
多いほど人気がある会社だ。
よく見ると本社URLが載っている。
早速問い合わせしてみるが、
返ってきた答えは「取引が出来ない」
という内容のものだった。
落胆している私になんと
もう1つメールが届いた。
それは、日本語で書かれたメールだった。
そこには、
日本の代理店がいくつか載っていて、
早速問い合わせして、
数社から仕入れることになった。
おまけにカタログも送ってもらったため、
商品の幅が広がった。
この時の教訓だが、
仕入先がわかるものは、お客様に
教えないことだ、と感じた。
それ以来、シンガポールからは
仕入れることはなくなった。
クレストビーズ