化学物質過敏症について、たまにしか合わない人に「アレルギーみたいなもんですよね」と言われたら、「ええまあ」と返事しておくこともあります。
「みたいなもん」でアレルギーではないので。
化学物質過敏症は中毒的な要素の強い病気です。
人によって、
アレルギーっぽい挙動を示す人
中毒的な症状の多い人
中枢神経感作的な要素の強い人

がいます。
私はアレルギー的な要素と中毒的な要素が半々ぐらいかもしれません。
中毒的な要素が多いので、しばらく空気の良い所で食べ物に気を付けていれば、重症度は低くなります。
(人によっては、何故か空気の良い所で無農薬無添加の食事をしていても良くならない人もいます。)
また、ダメな化学物質に暴露された時に頭に霞がかかったようになり、頭が働かなくなります。
記憶力が低下することもあります。
我が家は、化学物質に暴露すると、その日習ったことが殆ど覚えていない等の症状が出たりします。
化学物質に暴露されると、多動ぎみになる生徒さんは、学校にいくら反応物質を避けて欲しいと言っても、教師から「元気じゃないですか」と言って相手にされないことがあります。(←ふくずみアレルギー科のCS教室で聞かれた方も多いと思います。)
しかし、そういう場合、家に帰って来たから、死んだように眠ったりして、何もできなくなったりします。
テンションが上がって喋りまくる人もいれば、言葉が全然出て来なくて、聞かれたことにも答えられない人もいます。
私は、言葉が全然出て来なくて困ることもあるけど、適当に相槌をつくのは良くないので、その方がむしろ良いのかもしれません。
溶剤によっては、酔っぱらったようになるので、大事な話をする時は対策が必要です。
病気に余り理解のない人と打ち合わせする時は、防毒マスクを着用して打ち合わせをします。
近頃は、相手が誰であれ、喋る時以外は防毒マスクは必要だし、伝声器付の防毒マスクを用意しておかなければと思いました。
伝声器付も持っていますが、ニトリルブタジエンゴム製なので使えません。
お金が都合つき次第、シリコンエラストマー性の伝声器付防毒マスクを購入しようと考えています。

余談ですが、重松製作所に硫化水素用の吸収缶の値段を問い合わせたら用途を聞かれました。
今月はハロゲン用と硫化水素用の吸収缶を2個ずつ、有機ガス用の予備を1個、専用ケース2個を購入して、もう本体を購入するお金がありません。
来月ですね。