乱れた心身を調える方法として、ヨーガは8つの段階を用意しています。
1・禁戒「ヤマ」(まもるとよいこと)
① 非暴力・・・だれにもどんないきものにもイジワルしないこと。
② 正直・・・・・自分にも、ほかの人にもウソを言わないこと。
③ 不盗・・・・・人のものをとったり、ほしがらないこと。
④ 禁欲・・・・・あれこれ見たい、さわりたいといやらしくないこと。
⑤ 不貧・・・・・もっともっととほしがらないこと。
2・勧戒「ニヤマ」(するとよいこと)
① 清浄・・・・体も心もきれい(せいけつ)にすること。
② 知足・・・・今このままで持っているものだけでこれでいいと思うこと。
③ 修行・・・・習っていることや、ヨーガを毎日熱心にすること。
④ 学習・・・・心をきれいに、やさしく、強くしてくれる本を読むこと。
⑤ 祈り・・・・自分のわがままがなくなり、みんなが幸せで平和になるように
ねがうこと。
3・生気充実体操「アーサナ」(元気になる体操)
4・呼吸法「プラーナヤーマ」(体も心もおちつける息のしかた)
5・制感「プラティヤーハーラ」(外のできごとを気にしないこと)
6・集中「ダーラナー」(心を一つのことに集中する)
7・瞑想「ディヤーナ」(体も心も静かにおちつき、自分がなにを考え、なにを話し、
聞き、なにをしているのかによく気づくこと)
8・三昧「サマーディ」(1~7を毎日続けていると自分が幸せの光りに包まれ、
その光りはまわりにも広がり、みんなが同じひとつの光り
・いのちとわかります)
渡辺 臣 「健幸ヨーガから至福ヨーガへ」より
数年前に
佐保田ヨーガ・野村先生ご夫妻より
いただいた資料です~~