こんにちは
Beaded Jewelry 粋(ビーデッドジュエリー いき)の
Mayumiです。
今日もこのブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
ただいま、ビーズアクセサリーの製作・販売はお休みさせいただいています。
理由は、こちらでお話しています。
活動を再開するまでは、思いついたことをポツポツと綴っていますので、よかったらお付き合いくださいね。
前回の投稿から、ちょっと時間が空いてしまいました。
夫の遺灰をどこに埋葬するか・・・を探していて遭遇した
Natural Burial (樹木葬)
あぁ、なんて素敵なコトバ・・・!!
ネットでいろいろ調べていてわかってきたのですが、最近は日本でも広がりつつあるのですね・・・
情報を調べれば調べるほど「これはダーリンにピッタリ!」と感じられるようになり、私の方もなんだかワクワクしてきました。
イギリス国内で調べてみるとかなりの数があり、さらに夫の出身地であるレスター周辺に絞ってみたら2・3ヶ所の候補地があがってきました。
これもインターネット普及のお陰ですねー!!
地元に住んでいる人であれば、直接その場に足を運んで下見をしたり、オーナーやそこで働いている人と話をすることも可能です。
でも、私の場合は時間的にも経済的にもそんな余裕はありません!!!
ホームページの印象から「ここは良さそう」と直感した場所が、ここ
ホームページのスクリーンショット
「The Willows Natural Burial Ground」
という名前の樹木墓地。
「Willow」というのは「柳」という意味です。
・・・でね、
実は、柳は夫が好きだった木なんですよー
ここでも私は勝手に「ご縁」を感じちゃったわけです。
ホームページの隅から隅まで読んでますますその気になり、それから問い合わせのメールを送信してみたんです。
カナダとイギリスとの時差があったけれど、かなり早くオーナーさんご自身から詳しい内容の返信をいただきました。
そして、この時点で「やっぱりここしかないね!」って思い、先方に「6月初めに夫の遺灰を持って伺いますから、よろしく!」と伝えちゃった・・・
実際に私がそこを訪れるまでにオーナーさんと何度かメールで細かいことを確認し合いましたが、懇切丁寧に対応してくださったので、すべてがスムーズに運びました。
このオーナーさんも、私にとっては天使さんでしたね~
約束をした日時にこの樹木墓地を訪れた私は、「イチかバチか」的に選んだ場所であったにもかかわらず、のどかで素朴な雰囲気に安堵感をおぼえました。
そして「いやぁ、私の直観冴えているなー!」と自己満足しちゃったり・・・笑。
樹木墓地の入り口
敷地内はいくつかのエリアに分かれていて、オーナーさんが埋葬可能なスペースを案内してくれました。
私が選んだのは、遠くの丘がよく見えるところで、近くに羊が放牧されているところ。
羊ちゃんたちがいるから、たぶんダーリンも淋しくないよね!?
写真左に植樹されているのは、どなたか別な方の場所。
写真中央に立てられた杭が、夫の遺灰が埋葬される場所。
ここに決めた後、オーナーさんが穴を掘ってくれて、そこに遺灰を埋めさせていただきました。
夫の写真は、私が持参したもの。
記念撮影後(?)持ち帰ってきました。
ちゃんとした石碑は製作に数週間を要するそうで、この時は私がイメージを抱きやすいように、オーナーさんがわざわざサンプルを作って用意してくれていました。
・・・で数週間後、
オーナーさんから届いた「完成した」ホンモノの石碑の写真
After living in Canada for over 50 years,
he has finally returned home to rest.
50年以上カナダで暮らした後、
ようやく故郷に帰り永眠
石碑に刻まれたこの文章(夫の名前などの下)は私が作ったもので、あらかじめオーナーさんに「このように書いてください」とお願いしておいたもの。
ゴチャゴチャといろいろ書きたいことはあったけど、
結局はこういうことが言いたかった
ので、こんな感じにおさまりました。
植樹は秋になってから・・・とのことですが、この石碑の周りには野ばらの苗も植えてくれるそうです
次に訪れるとき(いつになるかわからないけれど)は、夫の周りは花や樹に囲まれていることでしょうね~
楽しみ、楽しみ!!
余談ですけれど・・・、
長くなってごめんなさい!!!
遺灰はね、機内持ち込み手荷物扱いでカナダからイギリスへ持ち込むことができました。
火葬していただくときに「遺灰をカナダ国外に持っていく」ことを葬儀屋さんに伝えたら、(その時点ではイギリスに直接持っていくのか、日本にいったん持って帰るのか・・・は不明でした)
空港のセキュリティでひっかからないように、
金属ではなくプラスティックの入れ物に入れましょう
と手配してくれました。
それなら火葬後の遺灰はやっぱり冷めてないと困るよね・・・
「↑なんのこと?」とフシギに思った方は、こちらの投稿を読んでね。>>>
同時に、空港で必要かもしれない書類も準備してくれました。
遺灰とは言ってもかなり重たかったですよーっ!!
でも、
大切な大切なものですから、頑張って担いで運びました~
空港のセキュリティを通過するときに、ダーリンの入った容器(←あ、ヘンな言い方かしら?)は他の手荷物とは別のトレーに入れて「これは夫の遺灰です」って係員に伝えたら、
いろいろなチェックはありましたが、とっても大切に扱ってくれました
めったにできない経験をさせていただきました。
何度もしたいとは思わないけど・・・(笑)
あっ、でも・・・
もしあなた(またはあなたの知っている人)が遺灰(遺骨)を海外に持ち出す場合は、使用する航空会社にあらかじめ問い合わせておいた方がよいですよ。
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これでこの「天使が現れた」シリーズのお話はおしまい・・・
ずーっと読み続けてくださった方、
ありがとうございました!!!
だけどね、
「天使との出会い」も「ダーリンとの二人三脚」も終わったわけではないと思っています。
日本に帰国してからも、
良いことや楽しいことが起こっています
昨年秋から起こったたくさんの出来事のお陰で、いろいろなことを学ばせてもらったし成長もさせてもらいました。
自分がこれからどんな感じで前進して行くのかわからないけれど、だからこそワクワクドキドキしています。
これからもどうぞよろしくお願いします
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
あなたの周りにもきっとたくさんの天使さんがいますよ~