こんにちは、まりもです。
色々な人の話を聞いていて、よく話題になるのが
お金の話です。
お金については、多くの人が語っているので
わざわざ私が言う事でもないのですが。
私なんかがそんなに沢山もらっちゃいけない、
という謙虚な人？お金にブロックがある人？
がいる一方で、
経験が浅くても、どんどんセミナーや
セッションの金額をあげて大きな成果を
上げていく人もいる。
どちらがいいとか悪いとかじゃないかも
しれないし、ビジネスでやる以上、
効率や儲けを考えるのは
当然のことだとは思います。
無理矢理にお金を払わせるわけじゃないし、
納得した人が払うんだから、何も悪いことはない。
一見筋は通っているんですが、
私が気を付けていることがあります。
それは、お金が一番になっているかどうか、です。
これまで私も様々な講座を受けてきましたが、
中には手っ取り早く稼ぐために資格講座を受けて
開業した、という感じの人も多かったです。
その資格に魅力を感じていたり好きで極めたい
わけではなく、まず先に「稼げそうだから」。
そうすると、頭の中は稼ぎに軸足が
行ってしまって講座の内容はそれほど
充実していなかったり、
この人、ほんとにこれのプロかしら？
と思うこともありました。
一方で、手間暇かかって大変なことなのに、
そして勉強にも時間をかけて、実績もあるのに
代金はかなり低めに設定されていた、
ということもありました。
内容にもとても満足するものでした。
私はできればこちら側の人間でありたいな、と思っています。
まず、好きで、興味があって、もっと知りたい、極めたい、
そういう気持ちなしに見えない世界を扱うのは
どうも違うような気がするのでね。
素晴らしい師匠たち
私はしばらくの間、インターネット関連の仕事を
していたのですが、そこで何人かの師匠に出会いました。
師匠たちは知識も幅広く実力も実績も
あったのですが、教える時には適正な、
むしろ安めの値段設定をしていたんですね。
その師匠たちからは学ぶことも多かったし、
人間的にも優れた人だったんだなぁと今になって思います。
仕事を教えてもらってたいたのだから、
稼ぐことにフォーカスしていたのは当然ですが、
それでもなんというか、がつがつしていないし、
美しささえ感じられたのです。
こういうのが人間性なんですね。
また、別の世界でも師匠と言える人が
いるのですが、その人の言葉で今でも
心に刻んでいることがあります。
やはりビジネス系の師匠で、利益を出すことが
まず第一に来るわけなのですが、
「お金をてっぺんに持ってくる人はダメ」
という言葉です。
「ビジネスなんだから、お金を稼ぐのは当然。
頑張ったから得るものがありました。
だから、結果的に稼げなくても満足です、
というのは違う。
稼がなきゃ意味がない。
だけど、お金をてっぺんに持ってきてはダメ」
という言葉。
これはね、やはり自分のやっていることに
愛と本気があるからこそ言える言葉なんだなぁと思います。
見えない世界を扱うお仕事は、
時に人の人生を左右することもあります。
そこには責任も生ずるし、
中途半端な思いではできないことだと思うのですよね。
私もいつも自問自答していかなければいけな、
と思っています。
