海外から届いた、うれしいお便り
今年、発酵メディア「Hakkology」に掲載している梅干しの記事をきっかけに、海の向こうでも梅仕事が始まりました![]()
最初にお便りをくださったのは、スペインで暮らしている方。
そして今度は、スウェーデンからも「梅仕事を始めました」と、うれしいご報告をいただきました。
湘南の海辺にある小さな研究室から発信した記事が海を渡り、それぞれの国の台所で、実際の梅干し作りにつながっている。
記事を書いたときには想像もしていなかった広がりに、驚くとともに、とてもうれしく感じています。
数あるレシピから見つけてくださったこと
海外で日本の梅仕事をするのは、国内で作るときとは違う難しさもあると思います。
日本と同じ品種の梅が手に入るとは限りません。
気候や湿度、材料をそろえる環境も異なります。
そのような中で、数ある梅干しレシピからHakkologyの記事を見つけ、実際に材料をそろえて仕込んでくださったこと。
さらに、その様子を写真とともに知らせてくださったこと。
本当にうれしく思っています![]()
記事を公開しても、どこで、どのような方が読んでくださっているのか、書き手には見えないことも少なくありません。
だからこそ「作ってみました」というお便りは、記事が誰かの暮らしの中で役立ったことを実感できる、何よりうれしい贈り物です![]()
たくさんの方にご覧いただいた記事はこちらです
対面教室から、発酵メディアへ
私は今年、対面で続けてきた発酵教室を手放し、発酵メディア「Hakkology」を中心に活動していくことを決めました。
Hakkologyでは、発酵食品の作り方だけでなく、
「なぜ、この工程が必要なのか」
「失敗したときは、どこを見ればよいのか」
「安心して楽しむために、何を知っておきたいのか」
といった、発酵の理由まで伝えることを大切にしています![]()
これまで発酵教室でいただいた質問や、発酵歴9年、製麹歴8年の中で学び、試してきたことを、必要な方がいつでも読める形で残したい。
それが、Hakkologyを始めた理由のひとつです。
場所を持たない発酵教室が始まった
対面教室を手放したときは、誰かと一緒に梅仕事をする機会も、これまでより少なくなると思っていました。
ところが、実際は違いました。
記事なら、住んでいる場所や時間にかかわらず、必要なときに読んでもらえます。
分からない部分は何度でも読み返し、自分の台所で手を動かしながら確かめることもできます。
教室という決まった場所はなくなっても、発酵を伝えることは続けられる。
それどころか、対面教室では出会えなかった海外の方にまで届けられるようになりました![]()
Hakkologyは少しずつ、場所を持たない新しい発酵教室になり始めているのかもしれません![]()
発酵を知ると、暮らしがもっと楽しくなる
梅干し作りは、材料を仕込んだら終わりではありません。
梅の香りや色の変化を感じたり、梅酢が上がってくる様子を観察したり、天気を見ながら干す日を考えたり。
仕込んだあとにも、小さな発見がいくつもあります![]()
発酵を知ることは、レシピをひとつ覚えることだけではないと、私は思っています。
食材の変化をよく見るようになり、季節の移ろいに気づき、いつもの台所で過ごす時間が少し楽しくなる。
同じ梅仕事でも、土地や気候、使う梅が変われば、それぞれ違う仕上がりになります。
日本、スペイン、スウェーデン。
それぞれの土地で、その土地ならではの梅仕事が生まれていることも、発酵の面白さだと感じています![]()
海を越えた梅仕事の続きはnoteで
スペインから届いた梅仕事のお便りは、私自身が忘れかけていた、母との梅仕事の記憶もよみがえらせてくれました。
そしてスウェーデンからのご報告を通して、Hakkologyが新しい発酵教室になり始めていることにも気づきました。
今回の出来事と、発酵メディアに込めている思いは、noteにもう少し詳しく綴っています。
noteの記事もよろしかったらご覧ください![]()
海辺の小さな研究室から届けた旬のレシピが、海を渡り、世界の台所で新しい梅仕事につながっていく。
これからもHakkologyを、発酵の作り方だけでなく、その理由を知り、自分の手で試してみたくなる場所として育てていきたいと思います。
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