2024年から、年に一度開催される麹検定を受講してきました。

 

最初は、自分がこれまで発酵教室で伝えてきたことを、もう一度きちんと学び直してみたい。

そんな気持ちから始めた学びでした。

 

そして今年、麹検定1級に無事合格しましたスター

麹検定1級は少し特殊で、講義を受けてレポートを提出することを繰り返し、最後には大きな課題提出があります。

 

2024年~2026年で麹検定1級~3級を取得できました。

 

 

 

2026年6月から8月までは、本当に目まぐるしい日々となりました。

それでも最後まで学んでみて感じたのは「知っていること」と「自分の言葉で伝えられること」は、やっぱり違うということ。

これまで発酵教室や麹づくりを通して経験してきたことを、改めて言葉にし、考え直す時間にもなりました。

 

 

この記事を書いた人

 

海辺の発酵研究者。

BeachBum発酵教室主宰。

発酵メディア Hakkology運営。

9年の発酵経験をもとに、

腸活×暮らしをテーマに発信しています。

 

 

 

 知識以上に大きかった、人との出会い

振り返ってみると、この数年で得たものは、麹についての知識だけではなかったように思います。

特に2026年は、さまざまな分野でプロフェッショナルとして仕事をしている方と出会う機会が増えました。

 

不思議なのは、そういう方たちほど、

「こうした方がいい」
「私のやり方が正しい」

と簡単には言わないこと。

 

話をしているうちに、私自身が持っていた経験や知識の引き出しを、自然な流れでひとつずつ開けてくれる。

そして最後には、自分で考え、自分で答えを出せるところまで導いてくれるのです。

 

検証できていないことを、簡単に人へ勧めない。

自分の経験だけを、誰にでも当てはまる正解にしない。

 

言葉で「こうするべき」と教えるのではなく、実際の仕事や姿勢で見せてくれる。

そんな人たちとの出会いから、私自身の「伝える」ということへの考え方も、少しずつ変わってきました。

 

 

 これまで積み重ねてきたものが、ようやく一本につながってきた

発酵教室を始めた頃から考えると、ずいぶん遠回りをしてきたように感じます。

教室を開き、麹を作り、Hakkologyを立ち上げ、文章を書き、発酵文化を伝える。

 

その時々ではバラバラに見えていた経験が、最近になってようやく一本の道として見えるようになってきました。

 

何か新しいものを足していくというより、

これまで積み重ねてきたものを、どう生かしていくのか。

今は、そんなことを考える時間が増えています。

 

 

 人との関わり方で、大切にしたいこと

そしてもうひとつ、大きく変わったのが、人との関わり方です。

 

たくさんの人とつながることより、それぞれが自分の足で立ちながら、必要なときには自然に言葉を交わせる関係が、今の私にはとても心地よく感じます。

 

評価ばかりを気にせず、自分の軸を持つ。
違う考え方をすぐに否定しない。
相手の考えを尊重しながら、自分の頭でも考える。

 

実はこの1年、まさにその感覚を試されるような出来事もありました。

詳細は省略しますが、そのとき、あらためて実感したのは「事実」と「解釈」を分けて考えることの大切さです。

 

人から聞いた話や、自分には理解できない出来事を、自分の価値観だけで判断しない。
確認できていないことを、事実のように扱わない。
誰かの言葉にさらに解釈を重ねて、別の話にしてしまわない。

 

そして、限られた場で交わされた話を、本人のいないところで別の文脈に持ち出さないこと。

誰かから聞いた話は、それを聞いた自分にも扱い方の責任がある。

私はそう思っています。

 

これは、発酵について発信するときも、お教室でのやり取りも、人と関わるときも、私の中では同じです。

 

何が事実で、どこからが自分の解釈なのか。

その境界を意識しながら、自分で考え、自分の言葉に責任を持つ。

そして相手への配慮を忘れない。

 

そんな姿勢を、これからも大切にしていきたいと思っています。

 

 

 次は、発酵を通して「自分で考える場所」へ 

これから始めるnoteのメンバーシップでも、ひとつの正解を教える場所にはしたくありません。

 

発酵には、気温や材料、暮らしている場所によっていろいろな答えがあります。

だからこそ

「私はどうしたいんだろう」

「私の暮らしには、どんな方法が合うんだろう」

そんなことを一緒に考えられる場所にしたいと思っています。

 

発酵を知ることから始まって、つくること、食べること。

そして発酵を通して、自分の暮らしを少し心地よくしていくことへ。

 

教室を始めた頃には想像していなかった形ですが、これまで積み重ねてきたものが、ようやく次の場所へつながり始めました。

麹検定1級の合格も、ゴールではなく、その途中にあるひとつの節目だと思っています。

これからも学びながら、試しながら、自分の言葉で発酵を伝えていきます。

新しい活動については、準備が整ったらまたこちらでお知らせしますね。

 

 

\ 麹検定についての詳細はこちらの記事よりどうぞ /

 

 

 

 

 

 

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