知る人ぞ知る空也の最中、今月久しぶりにありつけることになった。少し大袈裟だが2.14のお返しのために自分用をついでにオーダーした訳で。ご存知でない方もいらっしゃると思うので少し説明すると東京は銀座にある老舗和菓子屋 空也(くうや)の最中は大変人気のある商品で予約しないと購入出来ないもので、稀にキャンセルが出たものを午前中に来店した場合に運良く買えることがあるくらいで、ふらっとお店を覗いても作り置き販売していないので思いつきで入手出来ない代物。
なので電話でオーダーをして後日お店へ受け取りに行く方式が出来上がっている。もちろん予約をちゃんとしておけば誰でも購入出来る。
空也は地方発送やインターネットでの販売はしておらず、電話等で予約して後日来店し代金を支払い商品を受け取るというオーソドックスな販売スタイルを貫いている。
出来たてを賞味してもらいたいというお店のポリシーを守るとこういう結果になったそうで今日もその方式で営業を続けている。
この空也の最中は個人的には東京の手土産ではナンバーワンだと思っている。
最中の味自体は特別なモノではなく、甘さを控えた上品なもので、餡も上等な小豆を使ってあり最中の皮がパリっとしていて、もちろん美味しいのには間違いは無いが、この味覚だけとってみれば似たような商品は他にもたくさん存在する。しかし、先述したように予約して後日来店することでしか商品を手に入れることが出来ないという、ひと手間がかかる品物であることから、例えば客先への手土産にとデパートや駅売店とかで、当日にサッと手に入るものではないということ。
また、空也の場所は銀座6丁目にあるのもその立地も相まって少しスペシャルな土産と個人的には位置付けている。
なので入手するのに手間の必要なモノだと知っている方に贈答すると非常に喜ばれるし、運ばれてきた手間を知らない方でも、後からその流れを知ったときにその方への想いがじんわりと伝わればそれ以上言う事はない。
そんな手間のかかる代物を手に入れて贈答するのは殆ど自己満足の世界で、押し付けがましい以外の何物でもないのでそんないきさつを伝えるのは全くの野暮というもの。美味しい最中を味わっていただけるのが何より一番大切なのを忘れてはいけない。
この最中は賞味期限が当日中と短いのが玉にきずであるが、やはり空也の最中は格別なものだと思う訳です。
皆さんも機会があればぜひいかがでしょうo(^_^)o