どうしてもこうしても、和合を乱したがる人がいる。
無意識なのか、本能のままに生きているからなのか・・・。
私たち人間は人として生きているのに、生き方にこうも差があるとは色々と興味深い。
恭子の件だ。
自分が疑問に思ったことは、何が何でも知っていなくては気が済まないらしい。
それは、ある分野では素晴らしく能力を発揮すると思うが、
時としてとんでもなく鬱陶しいと思われていることに気付いた方がいいと思う。
とうとうシュンに電話をして、急に同窓会を不参加にしたのはなぜなのかと問いただしたという。
シュンはある部分でとても頑固で、それでいて上品な人柄をしている。
この度の病気の件を仲間内に言わないでおくという理由は、
完治させて治ってから仲間に自分から打ち明けたいという彼なりのビジョンがあるからだ。
恭子から電話を受けたシュンは戸惑い、
「急に参加できなくなった。理由はまた年が明けてからにでも伝える」
と言ったらしいが、すぐに知りたくてたまらないらしい。
スッキリしないのだろう。
「なんでハルには言うのに私には言ってくれないの?ハルに気があるんでしょ?」
と、そう来るらしい。
さすがのシュンも恭子に一喝したらしい。
はぁ・・・・・・・・
疲れる。
カレンダーに目をやり、シュンの手術日を思う。
どうか邪念に負けないで勝って欲しい。
あれから、シュンの奥さんであるみゆきちゃんからは毎日のようにメールが来る。
心細いのだろう。
そりゃそうだ。
親友の美晴ならこんなとき私をどう支えてくれるだろうか。
そんなことを思いながらみゆきちゃんと接している。
しかし、なんだかんだでみゆきちゃんは強い。そう感じている。
ガンバレ