どうしても早い段階でやっておかなければいけないことのひとつとして、
「輪るピングドラム」を見た感想を書くというものがあります。
それこそがまさに生存戦略なのです。


ピングドラムについては、話はよく分かりません。
さらに言えば、多分あまり深い話ではないです。
けれど、今まで見たどのアニメよりも強かった。

ちなみに、2011年を代表するアニメを挙げろと言われたら間違いなくまどかマギカを挙げます。
地震以降の時間、あの世界観に救われたような気さえします。
社会を語るという意味でのメディアとして、2011年の看板を掲げるにふさわしいのはあれしかないと思います。
(そんなことを言いつつ、アニメはほとんど見てませんが)

話は戻ってピングドラム。
あれがアニメとしてまどかマギカと決定的に違う点は、メディアム(=媒体)ではないということ。
あの話はあの話として完全に閉じてしまっています。あそこからどこかへ向かおうとするエネルギーはありません。
結果を目的して評価されたまどかマギカと違って(それは社会が2011年でなければまた違ったのでしょうけれど)、
あの話は世界を語ることをすべてとしています。アニメをメディアムとしながら。

ピングドラムのすごいところは、
「これはアニメでなければ成立しえない」ということ。

真に美しいシステムには、過不足は存在しません。
最小限の公理を使って、最小限の言葉で語る。
ショパンのノクターン第2番みたいに。

私は言葉を使って何かを記述しようとすることが多いのですが、
そういう意味ではなかなかうまくはいきません。
本当に言葉を使う意味はあるのか? と言われると自信がなかったりします。

他にアニメでなければ成立しないアニメがあるか?と考えると、
なかなか思いつきません。
ただその一点において、ピングドラムはすごい作品でした。

以上が一般的な感想。
ちなみに、特に好きだった話は9話と20話です。

次回以降はネタバレ上等なので、まだ見ていない人は見てから読んでください。

今日はここでおしまい。デスティニー。

いつの間にか今年も終わりです。
が、そういえば今年の目標ってなんだったか…と思い返そうとしても思い出せません。なんか春以降、いろいろなものの大きさと向き(=ベクトル)が変わってしまったから。
とりあえずは、やるべきことのひとつだった高圧ガス甲化に(多分)受かったからまぁそれで良いかということで。



加速度についての小説が書きたくなりました。突然。

位置の時間微分が速度、
速度の時間微分は加速度、
では加速度の時間微分は?

それは存在しないわけではないけど、
ただ名前がついてないだけなのか、微分するには不連続すぎるからなのか。
そんな感じ。

まずはこれを書ききることを来年の目標にします。
生産技術という仕事をやっていてまず最初に思ったことは、その仕事に創造力は必要ではないということです。
それが開発との大きな違い。
では何が必要なのかというと、それはもちろん想像力です。

技術者と呼ばれる集団の中でも、生産技術は殊更異質な存在です。
生産技術はcreationをしません。
開発が夢を形にcreateして、製造現場は原料をその製品にcreateします。

そういう意味で言うならば、生産技術がやるべきはただのorganizeです。

以前から言っているように、生産技術は夢をこの世界に引きだすという役割なのです。
他人の見る夢を同じ映像、同じ質感で見なければいけないのです。



大学を卒業してから、また何か書きたいとずっと言い続けていますが、残念ながら私には何かを創造することはできません。多分やろうとしたこともないと思います。
何かしら書いたのだとしても、それはただの想像のorganizationに過ぎません。