文学界新人賞に作品を出しました。
今回は100%の力を作品に向けられなかったのが心残りです。
テーマは悪くないはずなので、またいつの日か、これを完全な形に出来る日が来たら良いなと思います。

次にどうするかは悩みどころですが、群像新人賞には一度出してみたいと思っています。
現在の選考委員に阿部和重と奥泉光がいるから尚更。

今回出した作品をもっと推敲して再構築してこっちに出せばよかったんじゃないかという説もあります。
というか、今気づきました。
選考委員を見る限り、群像のほうが楽しそうなのです。
あと、100枚は少しきつかった。100枚で話をまとめるって、本当にすごい技量だと思うのです。

締め切りは10月末じゃ、少し厳しいかもしれないな。
やるだけやります。


まぁそれはそれとして。
100%を作品に集中できなかったこととも関連するのですが、最近は自分の直進性、またはコヒーレントが足りていないと思うのです。
それは、きりりと冷たい朝もやではなくて、地平線まで続く砂漠の陽炎のような揺らぎ。
どうすれば振り払えるのかは分からない。

理由は分かってはいます。
遠く見据えていた北極星が、ある時から自律的に動き出したから。

その日までは、自分の向きを知るための手段に過ぎなかった。
その日からは、それが動けば磁石さえ向きを変えた。

得られた物の数は少ないけれど、それでも手を伸ばさずにはいられない。
輝きの総量はきっと、すごく大きい。
そうやって世界は大きくバランスを崩す。

多分、向きと座標の再定義が必要になっているのだと思います。
自分がどこを向くべきなのかをはっきりさせないと。



スピッツ - 春の歌
http://www.youtube.com/watch?v=94uxNQqmknk