声がでかい1歳 | 絵本読みたがり屋けんちゃんの 絵本あれこれ日記

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絵本のことや、保育園での仕事のことや、映画のことや、芝居のことや、気が向いた時に書きたいことをブラブラと書いています。

僕は毎日夕方近くに園長事務業務を脇におき、

全部のクラスを回るんです。

保育士の様子、クラスの雰囲気、

なにより

子どもと遊びたくて。


今日もいつものように1歳クラスに向かうと、

ウンチ交換をしてる姿が目にはいる。

おー交換しとるのー

と思いつつ室内にはいると、

子どもたちがワシャワシャと遊んでる。


子どもたちと話をしてると、

突然後ろから

けんせんせーーーいっ!!

て声が飛んでくる。

ビックリして振り返ると、

ウンチ交換(オムツ交換)を

終えた女の子が満面の笑みで

駆け寄ってきた、

オムツをはかずに。


その勢いたるや、

見ていて心地良い。

担任の先生2人は笑いながら

オムツオムツ

とその子に声をかけてる。

その子はそそくさとオムツを履きにいき、

戻ってきた。


驚きつつ面白かったのは、

声のでかさ。


一直線に、明らかに僕に届いた声のでかさには

心底驚いた。

きれーーーな声だった。

淀みなく、

相当離れていても届くであろう声。

あれは完全に僕に向け、

とどけーーーー!!

という決意が込められた声だった。

(想像です)


あれね、

プロの舞台役者もビックリの

声量ですよ。


嬉しいね、声をかけてくれて。

僕のことが好きでたまらんこだろーなー。

へっへっへっ。


ちなみに

オムツ交換を終えた後、

床をバンバン叩きながら

けん先生! けん先生!

と言って、

一緒に遊ぼーよー!

一緒にあそぼぉうよぉーー!

と遊びに誘ってくれた。

残念ながら事務業務に戻らなければならず、

一緒に遊ぶことはなかった。


超後悔


あそこまで遊びに誘ってくれたんだから、

遊べばよかった。

次は、遊びましょ。



話は変わるけど、

声って届くんですよね。

手渡したい言葉って、

届くんですよね。


絵本を読む時、

この気持ちを大事にしていきたい。

大事にできたら、

絵本を楽しみあえるんだろーなー。