壁の向こうへ | カナチェルノ

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わたし、生田先生の作品が大好きなんです。
『カサノバ』も大好きだし、『FFF』のショーもツボ。
それに、ヅカの舞台機構をこれでもかと使いこなしてくれる感じも好き。
だって「元が取れてる!」って思うだけで嬉しくなっちゃう(笑)

今回は最初の場面から、いきなり美しいあーさ登場✨
お稽古場映像で櫓の上にいたシーン、やっぱりここだったのね!と納得。
そして何度も出てくる「壁の向こう」という言葉。
この言葉、私にはすごく響きました。

自分も、娘も、実際に体験している感覚だから。
特にお受験のとき、「勉強してないから」「頭が悪いから」っていう単純な話じゃなくて、
ある程度まで行くと、親も子も未知の世界に足を踏み入れる瞬間があるんですよね。
そういう環境で育っていない子にとって、それはもう“恐怖”そのもの。
今になって思うのは、「知識」よりも「自分で切り抜ける勇気」が必要だったなってことです。

あと、親は親でその上に行った方が先のことを考えるといいというのはわかっているけど

その世界のことがわからない

娘は娘で親から聞いていない世界の事はわからない

本当、ブランメルが壁の向こうに行けたのに

でも、そのあと、どうやって進んでいけばいいのかシュワッチに聞いていないからわからないのよ

ここ(もっとお芝居が進んでからの話になるけど)すごく共感した

そして、衣装が本当に圧巻!
ロココさんたちの衣装、下は半分ズボンで半分ガーターベルト付き網タイツ、
上は半分ジャケットで半分肩出しドレス。
細部までこだわりが詰まっていて、何回でも見たくなる。

「冬霞がどうのこうの」と言われていたけど、私はCMでしか見たことがないので、
あの淡い色合いの雰囲気なのかな〜という印象でした。

ただ、2階席からは網タイツにガーターベルトをしているなんてわからなかったわ

そしてしゅわっち、まさにカメレオン俳優!
声の使い分けが自由自在だし、身体の動き方もすごい。
(アクロバットはしないけどね笑)

幼いジョージを演じたみちちゃんも素晴らしかった。
小さいだけじゃなく、発声がしっかりしていて、
最初に聞いたとき「ひまりちゃんの声?」って思ったくらい。
『FFF』のだいもんの少年時代を思い出すような雰囲気で、舞台の世界観にぴったりでした。

今回、ショーの方も見ていてふと感じたのが、「世代交代、進んだなぁ」ということ。
お披露目の『ロビン』の時はそこまで強く感じなかったけど、
今回は一気に新しい風が吹いてきた気がしました。
下級生の顔ぶれも増えていて、それぞれに存在感があって頼もしい。
時代が動いてるんだなって、しみじみ。