「顔を洗うこと」って、そんなに難しいことじゃないと思うんですが、
洗顔料を使って顔を洗うとなると、急に複雑になる気がしませんか?
それは、
洗顔料の数だけ、それぞれ使い方があるからです。
といっても、やはり基本となることがあるので“洗顔の基本”をご紹
介します。
◆洗顔の基本
1.顔を洗う前に鏡を見る ※a
2.水かぬるま湯で顔を濡らす
3.手に洗顔料を取り、水を加えてよく泡立てる
4.皮脂が多いところから、洗う(洗顔料をのせる) ※b
5.次に乾燥が気になるところを洗ったら、すぐにすすぎ
6.すすぎは、泡を洗い流したらOK ※c
7.鏡で、すすぎ残しがないか確認する ※d
みなさんの普段の洗顔方法と違うところはありましたか?
※a、鏡は洗顔後に見るものと思ってませんか?
洗顔前にこそ鏡を見てほしいのです。
なぜかといいますと、洗顔前の肌の状態をチェックできるからです。
洗顔前に乾燥しているところや皮脂の多い箇所がわかり、適切に洗う
ことができます。
皮脂が多ければ、水ではなく、ぬるま湯にしようとか、乾燥している
のなら、洗顔料の量を少なめにしようとか、場合によっては、洗顔料
を切り替えることもあるかもしれません。
※b、実は、洗う順番があるんです。
乾燥が気になるところには、洗顔料は長く置かない。
洗顔料が長い時間、肌に触れていると、皮脂がより奪われる可能性が
あります。(脱脂が進んでしまう)
※c、すすぎは、泡がなくなり、ヌルつきがなくなれば十分です。
必要以上に、つまり、泡もヌルつきもないのに、何十回もすすぐ必要
はないです。むしろ、そうすることで皮脂を取りすぎてしまうことも。
泡が切れ悪いとか、いつまでもヌルつきが残る洗顔料は、見直しが必
要かと思います。
※d、言わずと知れたことですね。
すすぎ残しのチェックは、もちろんのこと、この後につける基礎化粧
品を何にするかを見ます。
また、顔色(肌のツヤ)によっては、メイクの仕方が変わってくるかも
しれませんね。(ファンデーションの質感やポイントメイクの色など)
洗顔のポイントになることをピックアップしてみました。
ちょっとのことなんですが、知ってると知らない、また、それをする
しないで、肌の状態は変わってきます。
一度、“洗顔の基本”をお試しください。