市販されている化粧品は、常温でも安定した品質を保もつことが前提
です。そのためにも、化粧品と防腐剤は切り離せないものなのです。
ですが、‘防腐剤不使用’の化粧品も存在します。
なぜでしょう??
それには、3のワケがあります。
一つは、旧表示指定成分ではない防腐剤を使用している。
表示がされていないだけで、何らかの防腐剤は入っているということ
です。
たとえば、パラベンを配合した場合、パラベンは表示指定成分なので、
表記が必要でした。
ですが、防腐剤不使用や“無添加化粧品”が売り文句の化粧品の場合、
指定成分の表記があったらマズイわけです。
要するに、イメージの問題です。
その結果、腐らず、商品イメージを崩さない方法として、表示指定成
分外の防腐剤を使うようになったのです。
二つ目は、防腐剤を表示しなくても済む方法がある。
できあがった製品に、防腐剤を添加する場合は、成分表示に記載され
ます。
しかし、エキス抽出のときや、原料の安定のために、防腐剤を配合し
ていても、成分表示には書かなくていいのです。
つまり、成分一つひとつに入っているのは、表記する必要はありませ
ん。
〇〇エキスや△△抽出エキスなど、化粧品を構成する成分に、それぞ
れに、何らかの防腐剤を添加しておけば、できあがった製品に防腐剤
を入れなくても、腐る心配はないのです。
防腐剤が入っているのに、入っていないことになっているとは、親切
身に欠ける気がします。
そこまでして、防腐剤なしのイメージは、重要なのでしょうか?