フィトケミカルとは、植物が作り出す化学物質の意味です。
ポリフェノールやカロテノイドなどの総称だと思います。平たく言え
ば、植物の色素や苦味の成分です。
ブルーベリーの紫色(アントシアニン)やお茶や赤ワインの苦味(タン
ニン)、ウコンの黄色(クルクミン)などです。
これらの成分には、抗酸化力があります。
そのため、活性酸素の除去に効果があるとされています。
抗酸化成分は、体にいい成分ですが、その効果はまだまだわからない
部分が多いです。
抗酸化力が高いといわれる食品や化粧品原料でも、その成分をどの程
度摂ったら、どれくらい抗酸化が持続するかは、まだわかってません。
活性酸素の除去効果も同様に、どれくらい抗酸化成分を摂ったら、活
性酸素を除去できるのか、わかっていません。(←活性酸素は数値化さ
れていないので)
ポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化成分は、過信せず、体に
とっていい成分という程度にとどめておきましょう。
ところで、あるあるの中で、フィトケミカルが第7の栄養素と言って
いますが、栄養学での栄養素は5つです。
第五栄養素は、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルで
す。
そもそも、‘フィトケミカル’という言葉が造語だと思われます。
だぶん、サプリメントメーカーや化粧品会社が作った言葉。
または、ポリフェノールやカロテノイドなどをまとめて言うときに使
う呼び名で、まだ学術的に確立していない言葉だと思います。
その言葉の意味をかなり自由に使える状態といえます。
だからといって、第7の栄養素は言いすぎだと思います。
番組の説明だけでは、フィトケミカルは栄養素の定義に沿っていませ
ん。
新しい言葉だけに、正しく伝えることが大切です。