2023年秋となる今年から、我が家の子供3人のうち1人だけはホームスクールをしています。私の自己紹介はこちらから。


アメリカ、カリフォルニア州では、一般的な学校教育となる学校に通学することの他にホームスクールをするという選択も法律で認められています。



ホームスクールと言っても私たちは、ホームスクール専門の学校に所属していて、担任の先生(homeschool teacher)もいます。だから、1人で何でもかんでもやっていくというのではありません。



ホームスクールの仕組みについては、実は私もまだ手探り状態でして、詳しくはこれから経験していくことでもっとよく分かるのかなと思っているし、ここではまた改めて紹介できたらと思います。



今日は私たちが所属しているHomeschool Charter Schoolで行われている、無料のオンライン授業についてお話したいと思います。



パンデミックのお陰でどこにいようとも参加できるようになったあのありがたいツール、Zoomを使った授業に私たちは毎日参加しています。



1週間の予定表


     月曜 Social Studies 
     火曜 Math
     水曜 Language Arts (English)
     木曜 Science 
     金曜 Enrichment (Art)



1週間各教科の専門の先生によって、約1時間の授業がオンラインで行われています。希望するクラスを予め申込む形です。



授業内容は学年別にも分かれていて、小学校低学年、中学年、高学年、中学生、高校生とレベルによって選択できるようになっています。



これはTK〜小学1年生のレベルのサイエンス(理科)の授業。この日は、光について学びました。

先生は、オンライン授業の経験が豊富なのか、授業がとてもスムーズで、小さい子供たちもクラスに引き込まれていく様子が伝わりました。



光には、自然のものと人工的なものがあるという内容の説明の後、先生の “What is light?” という問いかけに対し、参加している子供たちは、わかる人からどんどん手をあげて答えていきます。



Natural lightは、

Sun, fire, stars, lightning, fire flies…


Artificial lightは、

flash light, light bulb, computer, TV…



授業は、かたい頭をしていては、なかなかついていけません。子供の柔らかい柔軟な発想がキーになっているように感じました。



そして次の “What we want to know? “との問いかけの後には、あるオンラインの動画がシェアスクリーンでシェアされ、さらに光についての学びを深めました。



動画が終わると先生は、 “What we learned?”と子供たちに質問します。学んだ内容は、太陽は光の代表的なものであることや、光は物にぶつかるまで一直線をたどること、その後ろには影が現れるなど。



さらに、光があるのと無いのとではどう違うのか、そして光はどんなに便利かについて実践的に理解を得るために、空き箱を使った楽しいクラフトもしました。



参加している子供たちは幼稚園生〜小学校1年生。それも50人以上の子供たちが参加しているのです。すごい人数です。



ホームスクールの学校はもちろん他にもいっぱいあってここだけではないし、でも実際にこれだけの人がホームスクールを選択している。少しだけ、心強いと感じた瞬間でした。



5歳の我が子にとっては、授業が1時間弱というのは集中力ギリギリセーフのレベルで、何とか無事終えました。



この年次だと親が付き添って側で手助けが必要になるし、他にもオンラインの授業には良し悪しもあるけれど、「一から親子で学ぶ」をモットーにしている私にとっては、かなり濃厚な英語の学びの時間になりました。



私がアメリカで今この歳から一から(幼稚園児のレベルから)学べる機会がもらえることに感謝して、これからも娘と一緒に楽しく学び成長していきたいと思います!!