放課後、次男は学校のお友達とプレイデートをすることになりました。少し前から「遊びましょう!」という話になっていて連絡先を交換していたら、早速に携帯電話にメッセージが届き遊ぶことになったのです。


“I was wondering if you wanted to get the boys together at a park!”


前日から息子はワクワク、私はソワソワ。


待ち合わせの公園で待っていると来てくれました。

私は娘も一緒に連れて来ていたのですが、公園遊びはまだ目が離せないことが多くずっと付きっきりになるので、もしかしたらあまり話をするチャンスは無いかもな、なんて思っていたのです。


ところが、次男のお友達は小さい子の面倒見が良く、さらに娘は私からあっさり離れ、あたかも自分の友達であるかのように一緒に遊ぶではありませんか。

有難いんだか困るのか、私はお友達のママと終始立ち話するチャンスをもらうことになりました。心の中はドキドキで、でも、この新たな出会いをチャンスにしたいという気持ちもどこかにあって、終始一生懸命でした。


お友達のママはすごく話がし易く、話題に尽きることなく、いつの間にか帰る時間になっていました。


私にとって話がし易いタイプと言うのは、英語ネイティブではない私の聞きづらいであろう話し方に対して、表情ひとつ変えず話を聞いてくれるところです。


お互いにとって、自分の子供が「仲良しのお友達ができて嬉しい!」という共通点があることで、このママ同士の繋がりが成り立っているのです。


ここサンディエゴにいる私自身にとって子供という存在は、無くてはならない最大の宝だと感じた瞬間です。

私の中では、英語で自分の考えや気持ちを上手く表現できないのがもどかしい、という自信の無さを無くすことはできないのですが、相手はそんなことは気にしていません。ただ、「私のことを知りたい」と思っているだけなのですよね。だから私は今日も頑張ってしゃべりました。


聞くと以前はアリゾナ州に住んでいてサンディエゴに来たのは4年前とのこと。私は日本からここに移住して丸13年も経つのです。ここは自信を持つところなんですよね。


また新たな出会いのチャンスをもらいました。本当にうれしいです。