牛乳の代替としてナッツミルクを選ぶことが増えました。牛乳は小さい時から、においも味も苦手で、好きではなかった記憶があります。牛乳を飲むことには賛否両論があるけれど、好きではないものを飲む必要もないし、自分で作れるプラントベースのミルクの魅力の方が高いと思うようになりました。

 

 最近ではヴィーガンの人も増える中、コーヒーショップでもナッツミルクを選べるのが当たり前になっています。我が家では、必要な時に簡単に作れるローカシューミルクが、ミルクの位置づけとして確立しました。

 


 ナッツミルクはあらゆるナッツから作れます。ローストしていない生のナッツ類を使うのですが、それらには発芽毒があるため、ある程度水に浸しておく時間が必要になります。下記の写真はその時間の目安です。

 

 

 

 

 私はアーモンドミルクラテが好きなので、家でもアーモンドミルクを作ろうとナッツバッグという濾すためのネットを持っています。これを使うとしっかりと搾り取ることができるし、乾きも早いので、とても便利なナッツミルクバッグです。

 

 

 ところが、日々アーモンドミルクを作っていくうちに、搾り取った後の残りカスとなるアーモンドパルプの使い道を考えるのが、だんだんしんどくなってきたこともあり、最近はアーモンドではなく、カシューナッツで作るようになりました。

 

 

 

 

 カシューナッツはナッツ自体も柔らかく、水に浸した後ははるかに柔らかくなっているので、バイタミックス(ミキサー)でミルクを作った後でも、残りかすも気にならない程度なので、こす必要性がなく、そのまま丸ごと使えるので、カシューナッツが一番手頃だなと思っています。

 

 

自家製ローカシューミルク

 

 生のカシューナッツ 約1カップ強

 水800ml (600+200ml)

   海塩ひとつまみ

 

(作り方)

 生のカシューナッツを一晩水(分量外の水)に浸し、翌日に水洗いする。バイタミックス(ミキサー)に水600ml と海塩を入れて粉砕。容器に流し入れ、残りの水200ml をバイタミックスついた残りのミルクを取るようにして、容器に移す(濾したい場合はナッツバッグなどを使う)。

 

※分離するので使う時は上下に混ぜます。2、3日で、使い切ります。

 

 私はこのカシューミルクを使って、パンケーキやワッフル、そしてマフィンなどのお菓子作り、カスタードクリーム、さらにはホワイトソースを作る時にも使っています。ナッツそのものの甘味もあり、とてもクリーミーに仕上がりますよ。