20203月のロックダウン以来、人と会う機会が減り、自分本位のライフスタイルが定着したのがきっかけとなり、私はストレスフリーでリラックスできる洋服を好むようになりました。そんな私が最近よく着る洋服のひとつに、prAnaというブランドがあります。

 

 

 

 こちらはヨガウエアでも人気ですが、サンディエゴでは普段着にヨガ用のレギンスを着たりして過ごしている人が多いように思います。実際とても着心地がいいし、配色も素材も優しく、着ている人はいつものお決まりのスタイルという風に定着しているのだなと私もその気持ちがよくわかります。

引用元: prAnaの雑誌より

 

 prAnaはカルフォルニア州サンディエゴ郡にあるカールスバッド市(Carlsbad)に本社を構える衣料品ブランドです。デザインも素敵なんですが、環境問題や社会問題にも積極的に取り組んでいるサスティナブルな企業のひとつと言えます。オーガニックコットンやリサイクル素材を利用し、フェアトレードも取り入れています。

 

引用元: prAnaの雑誌より

 また企業独自のゴールを設けていて、例えば、商品の梱包においてプラスチック製品を使わないように、そして原生林保護に向けた取組みも行われています。

Because We’re Better Together

At prAna, our mission is to create Clothing for Positive Change, a heartfelt promise to respect the planet and its people, always. Part of that journey takes us all that way back to 2010, when we first implemented a grassroots approach to reducing plastic in our packaging. And we’ve been reimagining product packaging ever since, doing our best to organize an industry-wide shift towards responsibly made options. Which brings us to this very moment.

Our goal is to completely eliminate plastic from our consumer packaging by 2021, as well as eliminate use of materials from ancient and endangered forests by 2022, and virgin forest fibers by 2025. That’s why we’ve joined forces with nonprofit organizations, 5 Gyres and Canopy, to help get us there.


 

 この取組みはResponsible Packaging Movementと言われていて、その他企業にも賛同を呼びかけ、それぞれの企業が独自の目標を定めて同じミッションに突き進み、みんなでプラネットを守ろうといった運動です。


 簡単に言えば、販売商品をプラスチック製のビニール袋や紙袋に入れずに販売することで、いずれゴミとなる物を減らすことができるのです。


 ここサンディエゴで買物をすると会計の後、袋はいるか?と聞かれることが多いのです。移住したばかりの頃は、買ったのに何も入れてもらえないなんてなんて失礼な、なんて思うことがありました。もし仮に袋に入れてもらったとしても、商品をそのままポンと入れて終わりといった具合で、かなり簡易的です。


 日本のように買物の後電車に乗ったりと移動があるわけでもなく、移動は自家用車なので袋は無くてもいいわけで。結局はゴミになるであろう袋類を使わずにするだけで、資源を無駄にしないことにつながる、そういう考え方が一般的です。

 

 そういう面では日本は、正直過剰包装だなと思う時があります。何か商品を買えば箱に入っていたり、次に包装紙で包みリボンをかけ、紙袋に入れて、さらにはお渡し用にと新しい紙袋もくれたりします。丁寧だしプレゼントには必要かもしれないし、独特の社会性というのも加わるため、なかなか難しいことかもしれないけれど、こういった問題に少し目を向ける必要はあるのではないかなと思います。


 

 prAnaのように次世代を担う今の若い世代が失敗なんて恐れずに、かつて誰もが経験したことがない新しい領域でもアイデアを出してチャレンジし、どんどん前に進んで行くことができるこういった企業を応援したいし、もっと成長してほしいという気持ちになります。

引用元: prAnaの雑誌より


 私は買物は投票だと思っているので、応援したいなと思えるところに投資(買物)をしていきたいなと思います。

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