自問自答の日々 | なんくるないさぁ

なんくるないさぁ

~だんなとわたしとSLEと~
12歳でSLE発症。ループス腎炎Ⅳ+V
不妊治療中に3回流産。
早発閉経で不妊治療は強制終了。
B'zが3度の飯と同じくらい好き。

家の中でただただひたすら
ココロと身体の傷が癒えるののを待ち。

コロナのせいで
私のストレス発散方法のカラオケも
大好きな映画にも満足に行けず。

ただ淡々と日々を過ごす中で
少しずつ妊娠前の日常が戻ってきてて。

あれは夢だったんじゃないかと思うくらい。

でも時々、ふと生活の中で思いだして。
哀しくなって涙が出てきてしまう。

いつになったら平気になるのかな。


掻把手術後の生理を起こすために
エストラーナとウトロゲスタンは続いています。

…閉経してなかったら
自然と生理が来るのをまつのでしょうけど。


術後の最初の診察の時。

先生「体調はどう?大丈夫?
   残念だったね…今後はどうする?」

今後どうするか?なんて
聞かれるとは思っていませんでした。

「もう今日が最後ですね」みたいなことを
言われるものだと覚悟していました。

もう哀しすぎて絶望感で胸がいっぱいだった中、
出ない声を振り絞って聞いてみました。

私「何かできることってあるんでしょうか。。。。」

先生「もちろん血栓症のリスクは高いし、
   年齢的に採卵できる数もわからないけど
   薬を調整して採卵できる可能性はあるよ」

凍結受精卵は残ってないし、
ホルモン剤で血栓症既往があるし、
もう採卵は無理だと思っていたので

先生の言っていることが
すぐには理解できませんでした。
   
思わず旦那と目を合わせました。

私も旦那も何も答えることが出来ず。

先生「2人がどうしたいか…かな。
   体力的なものもあるだろうし。

   今すぐじゃなくていいから。
   次の診察までに話し合っていて」

私はどうしたいんだろう。。。

コレで着床すらしなかったら
諦めようと決めていた。

でも最後の最後に
今までで1番長くしがみついてくれた。

諦めるにも諦められない自分もいる。

でも凍結していた受精卵は
私が35歳で採卵したもの。

今とは全然違う。

また辛い思いをするかもしれない。
今より辛い思いをするかもしれない。

それを思うと怖くてたまらない。

SLEじゃなかったら
こんな辛い思いをしなかったのかな。

SLEじゃなくてもこんなに悩んだのかな。

人生を返して欲しい。
SLEが憎くて憎くてたまらない。

でも憎んだって
なにも変わらないはわかってる。


考えなきゃ。


私はどうしたいんだろう。


旦那はどうしたいんだろう。