こんばんは*彩です
はじめましてのあなたはこちら プロフィール
私ね、
19歳くらいの時に手相を見てもらった時に、
「あなたは絶対ピンチの時に誰か助けてくれるよ」
「いっぱい守られてる手相だね」
って言われた事があったのです。
その時はそうなのかー。
と思ってたけど、
その後に、
色々とそれを実感する出来事がありました。
今日で東日本大震災から10年経ちます。
私の当時住んでいた家は、
津波によって流されました。
(中学の時に入る時に引っ越したから、私の中では実家というよりおばあちゃんの家)
その時私は、
たまたま前の日から東京の友達の家に遊びに来ていて、
本当に家族が大変な時には地元にいませんでした。
家のものが全部流されたにも関わらず、
何故か私のものだけが、
ほぼほぼ泥だらけになりながら見つかりました。
買ったばかりの結婚指輪、
机に入れていた引き出し貯金、
洋服、
アルバム、
写真、
父や姉達が水が出なくてお風呂に入れないけど、
毎日泥だらけのところを探してくれたおかげで
奇跡的に私のものだけ見つかりました。
(部屋の場所的な事もあると思う。他の部屋のは見つからなかった)
私は道路が復旧するまでの約半月、
友達の家や、叔母の家で過ごさせてもらって。
毎日お風呂に入れて、
食べ物にも困らず、
温かい布団で寝る事が出来ました。
これだけ聞くと、
やっぱりすごい守られてるねって
思うんだけど、
当時の私は、
私だけが何ともなかった罪悪感があって、
(東京もかなり揺れたから怖かったんだけどね)
その時父からも電話で、
なんで家族が大変な時にお前はそっちにいるんだ。
家族なんだから、
この大変なのをお前も味わいに早く帰ってこい的な事を言われ、
(父も精神的に参ってたんだと思う。あと酔ってたし。今は絶対そんな事言わないんじゃないかな。)
そこから無意識に私は、
「私だけが幸せになる罪悪感」とか
「私だけが家族から浮いてる感じ」とか
「私が思い付きで動くと誰かを傷つける」とか
そんな事を思って生きてきたんだなぁって。
10年経って、気付きました。
すっかり忘れてたんだけど、
あの時の孤独感というか、
誰も分かってくれない感を
久しぶりに思い出して、
海を見ながら今日しっかり感じてきました。
今日の海は穏やかだったよ。
私はもう幸せになる事に
罪悪感を感じなくていいんだ。
そんな事を思ったのでした。
あなたの人生がもっと愛と光で彩られますように*