﹅(・ω・*)ノ 記号接地待ち。。。ヽ(*・ω・)ノ
久しぶりの「遺伝子のつづら」でございます。
過去の記事を確認してみたところ、このテーマでの投稿は、なんと10年ぶりではありませんか!
この10年の間に、いろいろなことがアップデートされていて、情報に疎い私は、もうついて行けない状況です。
なかでも一番驚いたのが、私たちが「優性」「劣性」と呼んでいた遺伝についての用語が、「優劣」という表現がよろしくないといかで、「顕性」「潜性」と呼び名を変えたという話。
いやもう、なんというか……いろいろ配慮しすぎでは?というのが正直な感想です![]()
でもね、劣性だろうが潜性だろうが、私たちは黒四つ目ちゃんのこと、大好きだし、とっても大切にしているよ![]()
本川系の黒四つ目。
まあ、過去記事の記述については、そのままにしておきます。
このテーマは、私が遺伝子の樹海で遭難しかけている姿を、読者の皆さんにニヤニヤと見ていただくのが趣旨なのです(笑)。記事の内容には、至らぬ点が多々あることは重々承知しておりますが、どうかご容赦くださいませ。
さて、そんな10年ぶりの「遺伝子のつづら」を開いた理由は、これだけではありません。
最近、毛色の遺伝子について熱心に調査されている方から、いろいろとお問い合わせをいただいたり、教えていただく機会がありまして。おかげさまで私の知識も少しずつアップデートされつつあり、また遺伝子への興味が再燃しているのです。
本日は資料として、1990年代の当犬舎を中心とした
ワンコを上げておきます。
(一部二代目のお仲間の御愛犬かも)全部本川系の純系。
誰かはもうよくわからない![]()
未整理状態になっている写真の束から持ってきました。
それをちょっとお伝えしたかったという、しょうもない理由です![]()
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思い返せば、私が毛色の遺伝子に興味を持ち始めたころは、資料も少なく、自分の犬の遺伝子を調べるなどということも考えていませんでした。ただただ、当時調べたアグーチ遺伝子の型に当てはめて、いろいろと考察をしていたものです。
たとえば、「本川由来の胡麻を、アラスカン・マラミュートなど北方系の犬でいうウルフセーブル=awaw、あるいは黒四つ目の存在からawatでは?」、とか
「現在主流の赤胡麻(たぶん当犬舎もこちらに置き換わっている)をayatかayaw」、とか
「現代の黒胡麻を出す因子はasか?」――などなど、あくまで私の勝手な仮定のもとで考えてきました。
私が参考にしていたのは、日本犬と近いスピッツ系の犬の毛色や、さまざまな洋犬のタイプのものです(以前、コメントでもご指摘いただきましたね)。このテーマで記事を書いていた当時の私は、二代目が守ろうとしていたものが何だったのか、それを記号に置き換えて、知ろうとしていました。
親子。お目目そっくりw
血統書とにらめっこして、仮定を立てて…まあ、アルファベットは正直、ただの記号に過ぎなかったのですが、それでもいろいろ考えた末に、
その因子たちがアグーチの何かは不明なところはあっても、「自分の中では、毛色についての理解に一応の決着がついた」と感じています。
そして、その理解については、思うところがあり、自分の中だけに大切にしまっておきたいと考えています。
さて、
最近、先述の熱心な方による調査によって、当時曖昧だった対立遺伝子の型が、特定されつつあるようです。これが確定すれば、私が「aw」や「as」だと思っていたものも、別のアルファベットで表現されることになるのでしょう。
四国犬に関する遺伝的調査はこれまであまり進んでいなかったので、ありがたいことですね。
ただし、四国犬の毛色はとても複雑で、考察も難航している様子です。
特に、私が特に関心を持っている「失われた本川系四国犬の胡麻毛」の因子については、検査して確認することができません。純系がいなくなってすでに20年……。当犬舎の毛色もすっかり変化してしまい、もはや本川系のサンプルとして役に立たない状態でしょう。ですので、現在残っている対立遺伝子から考察されています。
この方が、現在推測されている因子についての考察をいろいろ教えてくださっているのですが、ちょっと困ったことが起こっています。それは、本川由来の胡麻毛の因子の考察だけが、「知識として頷ける。考察もよく分かる……でも何かしっくりこない」というものです。つまり、いただいた情報と自分の記憶の中にあるイメージが一致していないのですね。
私が情弱過ぎて、その情報をうまく記憶や体験と結び付けられていないのかもしれない。もしかしたら、もうちょっと何か情報が足りないのかもしれない。私の記憶が変化してしまっているのかもしれない。
この方は情熱をもって、非常に詳しく調査と考察をされており、それには感心するばかりなのですが。
こういう困難な状況を、「記号接地問題」と言うのでしょうか?この言葉、最近ではAIに関連付けたものとしてちょっと流行っているのかな?ちょこちょこ耳にする言葉ですが、AIだけに限った用語ではないそうです。あ、いや、今回の場合はケースが違うから「逆記号接地問題」とでもいうべきかw
「記号接地」とは、言葉の意味(情報)と、身体的な感覚が一致して初めて「理解が成立する」という考え方。
あれです、ヘレン・ケラーが「water」という指文字を教わったとき、冷たい水に触れて初めて、「手のひらに流れる冷たい液体」を意味するのだと理解した、あの瞬間が「記号接地」なのだそうです。
さて、話を戻します。
いま私が感じていることを整理すると、
現代の毛色に関する調査結果 → 「うんうん、わかる!イメージ通り!」=記号接地している。
本川系四国犬の失われた毛色に関する考察 → 「理屈としてはわかるんだけど…なんかしっくりこない」=記号接地していない。
――という状態です。
いろいろやり取りするなかで、これを解きほぐすカギは「at」とその周辺の装飾する因子にあるような気がしているのですが……さて、どうなるでしょうか。
これからも、色々教えていただき、勉強したいと思います。
ですがまだしばらくは、情報をアップデートしつつも「記号接地待ち」の状態が続きそうです。
いつか私も、ヘレン・ケラーのように「ウウウウォーターァー!」と……、
いや、「そうだ!これがほんがわやぁーー!」と叫ぶ日が来ることを願っています。
今月のカレンダーはレジェンド中のレジェンド!
長春号については、後日別の記事を作りますね。
GOGO!四国犬!
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