この夏 これまでのはなし 弐 | 未整理箱。古い四国犬の話でも入れておこうか

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主なテーマは以下です。
■二代目の箱「長春系四国犬の回顧録」
■三代目の箱「気が付けば犬がいた件」
■「遺伝子のつづら」(毛色で悩んでみる)
■「表現のつづら」(たぶん雑談)

ヽ(・ω・*)ノ  この夏 これまでのはなし 弐 ヽ(*・ω・)ノ 

 


蒸し暑さMAXの、逢魔が時のこと…。

この界隈で見かけない、イケてる黒胡麻くんに逢った♡

 

 

どこの子かしら! ₍₍ (◟'ω')◟ ⁾⁾​ムホッ と思ったら、二代目がリード曳いてました。

え??

で?ダレ?この子?

 

あら♪ ジュウくんじゃないの。

 

訳あって、2号ことジュウくん(←リンクあり)が我が家へホームステイに来てたんです。

 

ジュウくんは当ブログの最初期に紹介した仔犬ちゃん=胡麻ぁーず2号です。

あれからずいぶん経ちましたもんね。今ではいい感じのおっさんになりました

そして、ウチのツキさんのパパでございます。(ジュウくん×あい=ツキたち)

そういえば、あいを交配しに行ってから、3年くらいジュウくんと会ってませんでした。

あの時はスリムな青年だったんですが(←リンクあり)ね、胸筋が発達して体型がすっかり変わってました。

どうしたのかと思ったら、2年ほど前から、飼い主のお兄さんのお父様と一緒に山に入って、ハチの巣(蜂蜜とるやつねw)や畑の番をしているんだそうです。

 

なんか見違えたわぁw

山でのパトロールを日課にするとずいぶん体型が変わるもんです。

 

ジュウくんの飼い主のお兄さんは

「こいつ、崖みたいなところを平気で駆け上がるんですよ。それ見てるのが好きでね」とおっしゃってました。

それと「動物を目の当たりにすると、かなり性格が荒くなります。悪さするサルを捕って来るんですよ」

…なんですって。この子も本川の猪犬、故トラちゃんの孫ですからねぇ。まあ、血がそうさせるんでしょうね。

そして、我が家でのホームステイ中は、ウチや近所のイヌにことごとく喧嘩を吹っかけてました。

此処での自分のポジションを良いものにするために、自分を誇示していましたね。

この子はなかなかの"尖ったナイフ野郎"でございますよ。

 

 

でもね。驚くほど人懐っこかったwww

 

こっちが(性格荒いのかなあ。。ひさしぶりだけど、身体触らせてくれるかなぁ~)

とか思ってんのに

これですわwww

人に対してのフレンドリーさ半端ないわー。

 

 

本来気難しいはずの、四国犬の成犬オスのくせに

 

 

 

アタシでもぜんぜんお散歩行けちゃう!という気さくさwww

ハンドリングもスムーズで、いう事をよくきいてくれます。賢い子ですわ。

 

黒胡麻さんとお散歩。くろいこかっこいいね~♪

 

もちろん、毛色毛質もしっかりチェックさせてもらいました。

二代目はこの子のことを

「現存するウチの系統の中で、純系の長春系の黒胡麻に一番近い毛色」と言います。

ただし、二代目の追い求めている陸奥号は、黒い色素がもっとしまっていたそうです。

 

 

ジュウくんを預かったこの2週間、アタシは出かける時また帰宅した時、小屋の前を通ると

嬉しそうにしてくれる彼のアゴを、ちょっと撫でて行くのが毎日楽しみでした。

束の間でしたが、彼とのふれあいは本当に楽しかったです。

 

そして、…あっという間にお別れの朝。

 

 

やっぱりねぇ。生涯の主人と心に決めた人との再会では

何とも言えない表情をします。

この子も幸せなイヌなんだな、と。

 

よかったねぇ(´;ω;`)ブワッ

 

 

ヨツアシに厳しく、ヒトに優しい。それは四国犬の本質のひとつですね。

初めて四国犬を飼われたのに、うまく育ててくださいました。有難うございます。

 

お兄さんは「ボクはこんな大きい犬飼うの初めてで、四国犬なんて飼いきれるかどうか心配もしたけど、

全然大丈夫だった。というか、ちょっと甘やかしすぎたかなw」なんておっしゃってました。

愛されてるわぁw ジュウくん。

 

今ごろは、また山でのびのびと走っていることでしょう。

 

 

 

故古城先生曰く 「山へ還せ日本犬」

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