はろーはろー。こちらは急に寒くなり雪が降りました。
二代目とワタス達は
「しろたんを早く送って良かったね」
「子犬がいないと外が静かだな」
「連絡があって、しろたろーはとても元気だそうだ」
などと話して、どことなく寂しい気分を紛らしています。
※今期、子犬をご所望いただいた皆様へ。
今年は作出頭数が少なくお待ちいただくことになってしまい、申し訳ありませんでした。
当犬舎の犬は犬種的に一年に一度しか交配することができませんが、次回また作出に励みますので
これに懲りずに、どうぞ気長くお待ちいただきますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、当犬舎の犬をご覧になりたい方は、僻地にて恐縮でございますがいつでもお越しくださいませ。
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それでは遺伝子の樹海探検、「悩ましき和犬の胡麻毛」の続きでございます♪
※関連記事 【 悩ましき和犬の胡麻毛(その壱) 】
さて、と。
頂いていたご質問にはもうひとつ、大事な要素が含まれていました。
「子犬の時は赤毛だったのに成犬になったら胡麻毛になった」
ということです。
これは、胡麻毛のとても大きな特長ともいえます。
仔犬時代の毛が親毛に変わるときに、まるでフォーンの毛の下からアグーチの毛が出てくるように硬い差毛(蓑毛と呼ばれることもあります)が出てきて胡麻毛に変わっていきます。
例えば、下の2枚の画像を見比べてみてください。
仔犬のプワプワした毛の時には毛の先端に黒い「かげり」や根元からの黒い差毛はほとんどみあたりません。しかし、大人の毛に生え変わる時に毛の一本一本が縞模様になる「アグーチパターン」や根元からの黒い差毛などが現れるのです。
この、こどもの毛とおとなの毛の生え変わりの時期に毛色のバランスが崩れて、四国犬のいちばん変な顔「サル面」になります。(夏毛と冬毛の換毛期にもちょっとサル面になりますね)
四国犬も柴犬も元は同じ種です。似たようなものだと考えてくださいね。
ブリーダーさんは血統書を登録する時に、まだこどもの毛の時に申請します。昨今の柴業界は黒柴君がけっこう交配に使われているようなので、仔犬の時に赤毛と見えても成長すると胡麻になる子も増えているのかも知れません。3ヶ月未満で譲渡してしまうようだと見間違ってしまうこともままあることかと思います。
ただひとつ、産まれてすぐによ~くよ~く見るとアグーチ(胡麻のパターン)が出ているかどうか判ります。でもこれが判るのはこどものプワプワが生え始めるまで=産まれて4~5日位までなんです。なかなか母犬が見せてくれない時期なので、今回のご質問のように本当は胡麻毛でも判らずに赤毛で登録されたり「いい赤毛になるよ」と言われていても成犬になると胡麻毛になったりするのです。
私達も仔犬の時には正確に最終的な毛色を予測することはできません。ただ、うちの場合だと「遺伝子プール」(ブリーディングの基礎になる犬)が非常に限られているのである程度の範囲内で予想することはできます。
和犬の胡麻毛は完成までに何年もかかりますし、後天的な要素に左右されますから5歳くらいになって「すごくよくなったね!」などということもあります。
しろたんに関しては産まれてすぐに舐めまわすように毛色を見ました。その時に見つけた額や四肢,脇等の細かい黒毛は今のところこどものプワプワ毛に隠れて見えなくなっています。
この子は展覧会の基準からは外れていますが、私、この子は本川の犬の神様が私達にくださった貴重な1頭だと思っています。
もちろん希釈因子が作用していることは間違いありませんが、それ故に見えるものもあると思います。この子の成長を観察すると毛色のことが色々と理解できるような気がしています…。
POMクイズ、皆さんはわかりましたか?
GOGO!四国犬!(。・ω・)ノ゙日本ブログ村 日本犬ブログ
よろしくデス。






