今日は久しぶりにちょっと時間があるので
昔話でもしませんか(・ω・)/
そうだなぁ、前々からご紹介したいと思っていた日本犬とチャウチャウの交雑についてのお話なんていかがでしょう…
昭和25年の日本犬保存会会誌に掲載された松本克郎先生の記事『日本犬と三河雑種犬』からかいつまんでご紹介させていただきますデス(*´ω`)ゞ
この記事の中で先生は「チャウチャウ雑種」のことを「三河雑種」または「三河チャウ」と呼び、四国の猟師の下までこの血が入り込んでいることに警鐘を鳴らしていらっしゃいます。
近年あまり語られることがなくなったのでご存知ない方も多いようですがその昔、戦後すぐのことだそうですが三河の悪徳犬商(記事ではそう呼ばれている)が短毛チャウと三河の地犬の交雑種を「赤一枚総黒爪」の素晴らしい日本犬とふれ込んで売りさばいたのだそうです。
まずはここからだにゃ!と思って二代目に聞きながら短毛チャウの画像を探してみました。
短毛種のチャウチャウです。
ふぅ~む(-"-;)ムムム。
確かにこれと胡麻毛の地犬を交雑したら巧妙な赤胡麻毛の「日本犬もどき」ができるに違いナス!
恐るべし悪徳犬商人!!!
松本先生も昭和25年当時のこの記事内で
「チャウチャウ雑種と純血日本犬の見分け方はいよいよ難しくなった…一代二代を日本犬の中に経るにしたがって…一見して見境いがつかなくなり…チャウチャウ種の特徴を持っているかいないかの殆どきわどいところまで変貌して…」
と書かれています。
しかし、この記事にはその見分け方が書かれていました。
(以下記事より抜粋)
「歴然と三河チャウと見受ける犬の殆どはその毛色は紅褐色又は赤褐色である。しかも一枚毛で全身を塗りつぶしている。脚の先に至るまで一色であり総黒爪が多い」
「赤一枚総黒爪主義から離脱して頂きたい。この金看板はまことに危険でありその条件を具備した純血日本犬は極稀にしか居ないことを知らなければならない」
「チャウチャウの赤褐色紅褐色はまことに暑苦しいべたべたした色感をもっていてサラリとアク抜けのした純血ものの狐色とは趣を異にしている」
「全身の毛を試に手をもって逆撫でして見ること…純血日本犬の場合は毛一本の根元と表面とは全く同一色では無く裏毛と言うか、毛根近くと言うか、の色は晒された様に表面の色よりは薄色となっているのが本当である」
「日本犬の場合はむしろ脚部の下へ下へと色が薄くなっている筈であり、白足袋を履いているものが多いと言っても過言ではない」
「胡麻毛の(交雑種の)場合は胡麻毛のトーンについて注意すべく胡麻毛の外に暑苦しい赤毛の毛色が横腹又は脚部に人絹の如き艶々しさで…露出していることを見逃せない。更にそれ程の注意をしても見境いのつかない巧妙なる雑種犬は(審査員としても)色調と毛色から来る勘によって知るところである」
云々…
今ではこれで見分けがつくようなチャウ雑種をみることもなくなりましたが、他種との交雑は表現…特に毛色に歴然と表れることを知っていただけたらいいなぁと思います。ハイ。
ときに、ウチの赤いヤツはどうなの?だいじょぶかね???
この記事には毛色以外の表現の違いも書かれていますので次回ご紹介しまっす。
関連記事【赤と赤。】
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こんがりと狐色の手羽先ですにゃ。
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