…美智さん。
あなたはなんと不思議な犬なんでしょう。
四国犬が犬種として確立するためにこんなにも絶大な役割を果たした「しこくいぬの母」であったにも拘らず、あまり語られることもなくひっそりと四国犬の血の中に息づいてきたのですね。
けれど私はあなたの写真を一目見たとき思いました。
あなたこそが「四国犬の頬白をもたらした犬」なのではないかしらと。。。
さてさて、ところで松風君ですが。
この写真の美智さんは妊娠中か子育て中だったのでしょうか。背線やお腹のラインは崩れ気味と思われます。
しかし、この2頭は親子と言っても信じちゃうくらい似た表現ですね。
美智号は長春系の元祖、陸奥号のひいおばあさんでもあるのですがあんまりそんな感じはしないです。何故かなぁ(`・ω・´)ゞ
そういえば松風号の血統構成図をまだ作ってなかったので作ってみますた。
ふーん(( -_-)ゞ
自分でちゃんと作ってみるとなんとなくわかってきますね。
松風の血統構成図を一見すると、オスに本川原産の犬が多く配置されているようです。でも、系統繁殖の視点からは本川の“系=ライン”が見えてきません。「本川系」と言ってもいいのは父から楠号、母から長春号を引き込んだ菊次郎号だけですねぇ。
他の枝はどれも父母両親から本川原産の犬を引き込んでくることができていないんです。
「松風号は幡多系」と言われることもあるようですが、幡多原産の犬はゴマ号が母方に一度入っているだけです。
図にあるコロ号がもし幡多原産の犬であったならば梅号は幡多系になります。また、クマ号の枝にもコロ号が入っていますので、それならば松風号は「コロ号の血統をゴマ号で補完した幡多系」だったのですが…ところがどっこいw
松本克郎先生の回顧録を読むと
「コロ号は出生がわからず所見でも本川,幡多どちらとも言えないものだった」
とのことなのです…。
1頭だけでは“点”です。複数の“点”が血統図の中に存在しないとそれを結んだ“線”はできないですよね。つまり幡多の犬が一頭だけでは“系=ライン”がとれませんデス。
幡多原産の犬がゴマ号だけで、しかも構成図に一回しか出てこないとなると幡多系とはちょっと言えないんですよね。
ちなみに遺伝情報は(簡単に言うと)血統図の外側に記載される犬の遺伝子ほど強く伝達されます。上の図で言うと、より上側のラインとより下側のラインの遺伝情報が大きく影響を及ぼします…
千代さんも暑い。
其の弐につづきま~す♪
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