四国犬の古典鑑賞21:那智と同胎4胎子(データ編) | 未整理箱。古い四国犬の話でも入れておこうか

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主なテーマは以下です。
■二代目の箱「長春系四国犬の回顧録」
■三代目の箱「気が付けば犬がいた件」
■「遺伝子のつづら」(毛色で悩んでみる)
■「表現のつづら」(たぶん雑談)

【四国犬の古典鑑賞】

現在の日本犬中型 四国犬に影響をあたえた犬。一石を投じる犬。

21:那智の滝号と同胎4胎子(データ編)

那智_頭部
『越裏門の黒四つ目』の遺伝子を受け継ぐ犬。
しかしその目は野生の光を放つ。


犬名: 那智の滝号[ なちのたき-ごう ](S.47.9.21生 雄/日保籍中型第90763号)


作出: 別子荘 
父・虎月号(如月荘 籍74886) /母・鳳春女号(岡南青山荘 籍75750)
 


賞暦: なし


毛色毛質: 黒毛(四つ目) サク有・カラーに白斑が散る,毛色毛質共に良好,綿毛と剛毛のバランス良好

顔貌体躯: 丸頭丸吻,切れ上がったアーモンドアイ,体高およそ49㎝,さし尾

鑑賞ポイント: 小振りで細身ながら眼光鋭く圧倒されるような目の力があり、強烈な野生を表現していた。体躯・顔貌ともに母犬の鳳春女号によく似た表現であった。

父:虎月号
虎月号
如月荘作出犬。黙号の直子である。

母:鳳春女号
鳳春女号
カラーに白斑が巻いていたが「形(かた)」の良い犬だった。
岡南青山荘作出。台メスとしても非常に優秀であった。

那智の滝号と同胎犬
4胎子_子犬
左より 新雪女号/美雪女号/春雪女号/那智の滝号
※同胎犬情報をご参照ください
顔貌に注目して見ると、もう既に下記の同胎犬情報の
片鱗をうかがわせていることがわかる。



―――――同胎犬情報


犬名: 春雪女号[ しゅんせつめ-ごう ] (S.47.9.21生 雌/日保籍中型第90764号)

毛色毛質: 赤胡麻 鼻筋にサク,カラー(えりくび)に白斑が若干あがる。毛色毛質共に良好,綿毛と剛毛のバランス良好

顔貌体躯: 丸頭丸吻,切れ上がったアーモンドアイ,体高およそ47㎝,巻尾(体躯・顔貌ともに母犬の鳳春女号によく似た表現)

―――――

犬名: 新雪女号[ しんせつめ-ごう ] (S.47.9.21生 雌/日保籍中型第90765号)

毛色毛質: 胡麻毛の大斑。毛色毛質共に良好,綿毛と剛毛のバランス良好

顔貌体躯: 平頭角吻ぎみ,切れ上がったアーモンドアイ,体高およそ49㎝,巻尾(体躯・顔貌ともに両親の中間の表現)

―――――

犬名: 美雪女号[ みゆきめ-ごう ] (S.47.9.21生 雌/日保籍中型第90766号)

毛色毛質: 胡麻毛の大斑。毛色毛質共に良好,綿毛と剛毛のバランス良好

顔貌体躯: 丸頭だが顔幅が若干細く、長めの吻,切れ上がったアーモンドアイ,体高およそ49㎝,巻尾(体躯・顔貌ともに父犬の虎月号に似た表現)
―――――


以上が那智の滝号とそのファミリーのデータです。

虎月×鳳春女の組み合わせでの交配はその後も何度か試みましたが、この時がいちばん斑が出た記憶があります。この両親の組み合わせの作出では、総じて母の鳳春女に似た表現の子ができました。

この4頭では那智の滝と春雪女が色や柄は違いますが、鳳春女に非常によく似ており、新雪女が両親のミックス的な表現、美雪女はやや虎月に似ていました。


今回は各犬のデータだけになってしまいました。申し訳ありません。

次回は「那智の滝号」と同胎のメス達がどのような犬だったかご紹介いたします。(be-so)


_______プロフィール編につづく。


         ツヤツヤ黒毛に麻呂まゆげw

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