少し前のこと。
NHKか何かの番組を見ていたら美術系の番組で印象派 の絵画を紹介していた。
個人的に印象派には好きな画家が二三人いるのでチャンネルを変えるでもなく、なんとなく見流していたのだが
そのうち、いつの間にか内容は代表的な印象派画家の絵画技法の解説に移っていた。
~ ルノワール は脂肪分を抜いた絵の具を用意し、その不透明絵の具の上に透明絵の具を重ね塗ることによって下の色を透けさせた。
つまり、生きた人間の肌をみずみずしく描くために、不透明絵の具の層の上に透明絵の具を何度も重ね塗ることによってふたつの色彩の融合をはかり濁りのない透き通るような肌の質感を生むというルノワールお得意の技法である。
モネ
は下地として、ホワイトやクリーム(薄いオークル)などをキャンバスに塗り、下地の上に混合させない絵具で鮮やかな原色の点描をしていく手法を駆使している。パレット上では絵の具を混ぜる事をしなかったという。
モネをはじめとする印象派は、この筆致分割の技法(※色彩分割とも呼ばれ、細く小さな筆勢によって絵具本来の質感を生かした描写技法)によって、濁りのない光と色の表現を手に入れたのである。云々 ~
(そうだよねー。油絵の具は鉱物を油で練ってあるからかなぁ?混ぜると変に濁るんだよね)
などとその時はぼんやり考えていたのだが、なんか上記のくだりが引っかかっていた…
ああ。そうか。「色の濁り」という言葉が引っかかる原因だなw
___
二代目は古い犬の話をしているとき、今の犬は毛色が変わったという。
私が見てきた短い年月だけで考えても、確かにその通りだと思う。
そして二代目がよく口にするのは『毛色の冴え』という言葉。
解りにくい表現なのだがよく聞いていると、以下の要素(もちろんそれだけではない)が胡麻の毛色を大きく左右するらしい。
■毛色の濁りの有無
■裏毛の白さ
■綿毛の色と量
■差し毛の質と量
この中でも二代目は特に「毛色の濁り」についてこだわっているようだ。
~ 黄ばみのない白やベージュ(黒毛の場合はグレー)の綿毛(下毛)が下地として毛色の土台となっていること。
その上に毛色を決定する胡麻毛(黒毛の場合は光の角度によって鉄錆色に見える黒毛)が重ねられるのだが、一本の毛の中で赤、黒の色素が混ざりあわないこと。
さらに、その胡麻毛はその一本一本について、赤黒のメラニン配分が単一ではない。毛は白~赤~黒に色分けされているが、その各比率は1個体の中でもバラエティに富んでいる。
差毛がはっきりと黒く、裏毛は輝く白であること。
体毛のどこにおいても毛の白い部分が鳥の脂のように黄ばんでいると胡麻毛は濁って『冴え』を失ってしまう。云々 ~
___
なんとなく、二代目の言ってることって印象派の技法と似た感じしませんか?
ちょっとムリヤリな感じですが、なんかそんな感じがしたもので (;^ω^A
ご参考までに。当犬舎に居る長春系で一番の直系(ほぼ純血)の画像です。
当犬舎ではこの犬までがほぼ純血の長春系でした。
この後、残念な事に血統が煮詰まってしまい、交配できる直系がいなくなりました。
※この記事は四国犬と呼ぶにはあまりにも古臭い、生きた化石みたいな犬しか知らない三代目の妄想です。あしからずデス。




