【物事が起こる順番】
人間は、なにかが起こってから、
悲しんだり、後悔したり、憤ったりします。
物事とは、
ささいなところでは、
日々の人間関係であり、
大きなところでは、地球環境です。
物事は全て積み重ねということを知らなければなりません。
なにかが起きるとき、「因」があります。
例えば、
人々に毎日毎日優しく思いやりの心で接している人は、
多くの愛ある信頼関係という結果を受け取るでしょう。
見える世界では、
御礼をもらったり、良い情報を得たり、
心配りをしてもらったり。
毎日が平和で平穏となっていきます。
地球に対しても同じことです。
毎日毎日、地球に対して酷い仕打ちを続けるなら、
地球から結果として、
温暖化や異常気象というものを人々は受け取るでしょう。
物事が起きるには、必ず「因」があることを常に意識していなさい。
大変なことが起こってしまう前に、
人間は自分の行動、思考を改めなければなりません。
物事が起きる順番は、積み重ねです。
小さな負が積み重なり、大きな負となる。
小さな善が積み重なり、大きな善となる。
大きな負を受け取りたくなりなら、
小さな負をやめなさい。
大きな善を受け取りたいなら、
小さな善をコツコツ増やすことです。
重さと同じ要領です。
その積み重なっていく過程を見過ごすから、
いきなり大きな負が来たように想うのです。
繊細で丁寧でありなさい。
それは、人々の心を扱う上でも、
地球という星に人間が住まわせてもらう上でも大切なことです。