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**コティの在庫部屋**

映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。

ブログネタ:【Ameba Meister】映画の試写会のブロガー記者募集中! 参加中






こないだ教えただろ(怒。





いきなりスミマセン。いえね、マイスターネタで試写会の募集がある度に、○○の一つ覚えみたいに
「ネタ:あなたの好きな映画教えて(はぁと)」ってのはどうなのアメーバさん。
映画ファンのことバカにしてない?愚弄し過ぎでしょ。

という訳で巷じゃGWですけど、コティさんは金曜絶賛具合悪かったんですよ。暫くハードだったもんで。
無理は出来ないと知りつつ無理なスケジュールを立てるという、この計画性の無さ。
言っときますけどワタクシは「そんな無理してる自分が好き(はぁと)」なんて奴じゃございません。
計画性は大事。何より、体調管理できる能力は大事。反省しきり。

たださあ、帰って来てからも仕事関連の本とか読むのが苦じゃないんだよね全然。
むしろ嬉々として開いて研究していたりするので、それはそれで重症なのかなとも思う。
ダメだね、休まないと。睡眠しないと。結局、金曜に飲み会する筈を断っちゃったしね。
先日ワインカーヴで試飲(とはとても言えない量)した後、車で爆睡しちゃったし←こら
映画記事にコメント頂きっ放しで本当にスミマセン。そのうち余裕が出来次第お返事させて頂きます。

日曜に体調が戻ったので買い物に出た。
ファンデーションがなくなったので出たのだが、気が付くとアイライナーまで買う事になっていた。
まあいいか、アイメイク関連はここ2年ずっとドラッグストア任せだったしなw
また通販でグロスを買うつもりが、新製品に惹かれて注文したら実はリップスティックだったというw
余程疲れていたらしい。でもいい色で気に入ったので良しとしよう。
ポーチはアイライナーを買ったら頂いたもの。丁度いい大きさで大変嬉しい。
(ファンデーション:アルビオン、アイライナー:エレガンス、リップスティック:ランコム)



こないだ驚いたもの。


個人的には山梨ワインをお勧めだが、実はこの安価ワインも飲んでみたいw

これはマンションの入口に貼ってあったお知らせ。


ちょっと見てみたい。時間あるかなー。ドンジュアンも見たいしな―。

で、先週これを買った。


4月30日にアルバムリリースです。どうぞ宜しくお願い致しますw

*****



New Horizon/バーミリオンレコード
¥2,800
Amazon.co.jp
生きてて楽しい? ブログネタ:生きてて楽しい? 参加中






多分彼は、生きてる感じじゃなかったんだろう。
チェスを打ってなくても、チェスを打っていても。







「愛のエチュード」
The Luzhin Defence

公開になった2001年当時からずっと見たいと思ってた作品。でもその頃はナボコフ原作とは知らず。
ナボコフったらロリータしか知らない訳ですよw 15年近くを経てやっとお目にかかる事が出来た。

何せ主演がタトゥーロとエミリー・ワトソンですからね。通好みというか地味というか(苦笑。
ところがそこはナボコフなもんで、結構ストーリーはシャープで派手、いや、ドラマチックと言うべきか。
特にアラフォー独身貴族御一行様必見映画と見た。

チェスの映画っていうと大好きな「ボビー・フィッシャーを探して」があるんだけど、こちらはあれと違って、
息子の才能を伸ばそうとは親は思ってない。それどころか親は自分の事で精一杯な雰囲気。
作家の親父が妻の妹といい仲になってるもんで、それで妻はずっと心に雲が垂れこめている。
妻の妹はそれでも甥っ子の事は大事にしてくれて、チェスの手解きをしてくれるのは実は彼女だ。
美しくて優しくて活発な若い叔母が大好きだけれど、どうして母はいつも悲しそうな顔をするのだろう。

親に愛されたくて、親に関心を持って貰いたくているのに、親父はある意味自分をダシに使って、
自分の義理の妹に会う始末。やがて、変わり果てた姿になった母を息子が見つける事に。
母亡き後、名門校をボイコットしてまでチェスに入れ込んだ息子の世話を引き受けてくれた家庭教師が、
実は息子を金づるにしようとほくそ笑む賭博師だったとは、父親も叔母も気づいていただろうか。
そして賭博師は若い彼を散々食い物にした挙句、勝てないとなると見知らぬ街にポイ捨てして逃げる。

こんな生い立ちなもんでw、心を射抜いた女性が現れたってそら器用に表現なんて出来やしない。
が、そこは目が高かったルージンは、自分の事を支えてくれるナターリアという女性を見つける。
ナターリアは良家のお嬢様なのでそりゃあもう彼女のお母様はカンカン。お父様も不安気味。
でもナターリアの決心は変わらない。何があっても私は彼の元を去りはしない。
がしかし、そこは小説なもんで、ハッピーエンドなんかになりっこない訳で。

彼女と出会う事で間違いなく彼は救われる。過去の柵も忌まわしい記憶も浄化された気分を味わう。
しかしながら、命を削ってまでチェスの試合に臨む男を放っておける女はいないのであって、
最後まで拒みながらも、ナターリアはサーシャ(ルージン)にチェスから離れるように言う。
チェスを頼りに生きてきた男にとって、それは、ナターリアが想像する以上に苦悶を与えるものであり。

とまあ、この辺までは大概の人に想像つく展開だと思うんだけど、ラスト15分が素晴らしいのよ。
ココは泣ける。なんか、ホッとするやら悲しいやらで。普通はホッとする=カタルシスなんだろうけど、
実は私は、ちーとばかし「これでいいのか」って疑問を持ってしまった。

だってさあ、結局彼は勝てた訳でしょ?その機会を奪っちまった訳じゃない。結果的に。
勿論、それが彼のためだと思ったから&彼だって彼女を本気で愛していたからに他ならないんだけど、
でもなあ。有体に言えば、どうせ彼が最後ああなるのなら、どうして彼に打たせてやらなかったのかと。
彼女的には納得行って終わるのかもしれないけど(彼女だって代償大きかったから当然だけどね)、
彼の救われぬ人生を思うと、悲しくて悲しくてとてーもやーりーきれーなーいー♪
まさに遣る瀬無いもやもやって感じw 
まあね、繰り返すけど、ルージンは最終的に、どの道取っても、ああなったんだろうなとは思う。

チェス盤自体が実に美的なので当然と言えば当然かもだけど、建物や衣装の色使いが実に美しい。
ペールトーンで抑えた色味が多い中、2人が出会うシーンでのナターリアの赤いワンピースがいい。
ウェディングドレスやベールも本当にシンプルで美しく、多分女性ならみんな好きじゃないかと思う。

2人がダンスをするシーンが特に印象的。そうか、ダンスってのは、触れ合うことなんだなと。
エチュードとはチェス用語で、「詰めチェス」の事らしい。音楽用語にも引っかけてあり、実に上手い。
こんなに上手な邦題にはなかなかお目にかかれないだろうね。

子供のまま
大きくなった
あなたをまるごと愛したかった。

*****

愛のエチュード [DVD]/東芝デジタルフロンティア
¥5,184
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映画パンフレット 「愛のエチュード」 監督 マルレーン・ゴリス 出演 ジョン・タトゥーロ/エミ.../アットワンダー
¥価格不明
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ディフェンス/河出書房新社
¥2,376
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The Luzhin Defense (Vintage International)/Vintage
¥1,670
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初めての恋人、今はどういう関係? ブログネタ:初めての恋人、今はどういう関係? 参加中






いやあ。。。堪んないよね。
お嬢さんの立場なら。



こころ (新潮文庫)/新潮社
¥400
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最初にこれを買ったのは多分中3で、読んだのは。。。同じく中3か高1くらいだったと思う。
15くらいで読んでも、ラストの精神論的部分は勿論解らないまま終わるんだけど、でも読む価値はある、
若いうちに。若いうちに読んで解らなかった事が大人になって何となく解るというのがいいんじゃないか。
この本は多分そんな本だ。というか世の中の名作というのは多分全部そうらしい。昔先生が言ってた。
名作というのは、自分の各年代で読むたびに、新しい事が発見できるものなのだと。
先生はその時、ハムレットを指して言ってたんだよなあ、確か。これも再読の価値大有りの本だ。

その大名作が、朝日新聞で今日から連載なった。表記は岩波文庫版(ルビ付き)だとの事。
漱石好きには堪らない企画だ。これまでにも何度か特集になっててその都度スクラップしている。
新聞を地方紙から朝日に変えたのは昨年の夏なのだが、つくづくあの時変えて良かったと思う。

小説と新聞の何が違うかというと、1回1回をどこで切っているのか、という事だ。
毎日少しずつサスペンスを残して行く手法は連載第1回目から既に鮮やか。
まずのっけから先生の話を出しておき、鎌倉の海水浴の話に入るかに見えて、出し惜しみせず、
先生の話を畳みかける。でも肝心のところで焦らす。巧い。巧過ぎる。
5月にはこころノートとかいうスクラップ専用ノートが出るらしい。多分買う。まんまと引っ掛かってるw

人間のどろどろとした感情の、それでいてギリギリの理性が働くが故に悲劇になる姿が、
完璧で潔癖で美しい文章で綴られている様は、ただ読むというより鑑賞にさえ値する。
思想とか入試とか歴史とか、難しいことを考える前に、まずは飛び込んで溺れてみたい作品だ。

しかしなあ。。。こんな重い文章が朝刊連載とはねえw 私は帰宅してから読むぞ、多分。

朝日さんに隔週で入って来る、こちらも楽しみ。特に映画の記事が大好き。
今特に見てる時間ないから、粗筋読むだけでも嬉しい。



こころ (集英社文庫)/集英社
¥432
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こゝろ (角川文庫)/角川書店
¥350
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夏目漱石『こころ』 2013年4月 (100分 de 名著)/NHK出版
¥566
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こころ (岩波文庫)/岩波書店
¥648
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こゝろ (HOME COMICS 青い文学シリーズアニメコミックス 2)/ホーム社
¥1,234
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さてさて、ここまで読んで下さる方が何人いるか解らないけどw 最近の話=泣き事を言いますw

仕事が本格的に始まって10日余り経つのだが、もう毎日疲労困憊もいいとこでねー。
帰って来てからも仕事の残りしてる。(私の場合は職場でしないで家に持ち帰るのがフツーなのだ)
自分のおべんきうどころか、映画のDVD見るのも無理。本も読めなくて図書館に返しちゃったし。
まあね、仕事楽しいんでいいんですけど、でもそれにしても大変。4月が高速で過ぎていく感じ。

お気づきの方もいるかと思いますが、私は比較的かったーい仕事をフリーで行っておりまして。
だから、職種は変わんないんですけど、かかわる職場が割と変わるんですね。今年も例に洩れず。
で、新しく始まったスケジュールが結構殺人的でw、家でしないといけない事も増える一方という。
更に、新しい仕事のために本を足さないといけなくなり、このひと月で入手した関連本が約20冊。
さすがに原価で買うのも憚られ、Amazonのマーケットプレイスのお得意様になりつつありますw
送料さえかからなければ結構安く買えて有難い。最安値の本は91円でしたwwwww

ところで今年は某免許の更新講習があり、某所に申し込もうとしたら既に幾つか満員になってやがる。
過去に某所関係者だった人優先とは聞いていたが、こちとら受けられる講習に制限があんだよ。
それをオイシイとこだけぜーんぶ先取りっておかしいだろ。ファンクラブ会員じゃあるまいし。

更に言えば、もう2週間近く前の話になるとはいえ、めちゃ腹の立つ事があり、かなり参った。
全国の既婚者の皆様に言いたい。どうかどうか、ご夫婦で、大事な事だけは意思の疎通を図ってね。
いや、その前に、何が大事な事なのか、互いに確認し合ってね。もし意見に齟齬が見られるなら、
そこは職場と大人としての常識を働かせて考えてくれればいいと思う。
んで、たとえあなたが大事だと思ってなくても、パートナーが大事だと思うなら、そこは譲って欲しい。
と、ここまで書いて思ったが、もし双方が大事だと思ってないとしたら。。。私の立場はないなあ(泣。
時間に任せて、自分が受け流すしかないんだろうな…。

と、ストレスフルな日々を送っているコティさんなのでありまして、皆様のブログを見るたびに、
DVD見られてるのねーいーなーとかあー映画館行かれるのねーとか、焼きもちというか嫉妬というか、
どす黒い複雑な心境がこみ上げて参ります。  
先週はとうとう壊れ、1週間のうち5日焼餃子(羽根つき)の暴挙に。
スーパーにあったチルドなんだけど、これがウマすぎてもう。冷蔵庫にストックまだあります。
餃子とサンドイッチとか、餃子とコンソメ野菜スープとか、組み合わせもおかしいのだけどウマい。
多分今週も、4日くらい餃子。あ、言っておきますがにんにくは効いてないのでご安心をw

週末は、取りあえず時々出掛けてはいます。
これは2週間前の写真。大月の岩殿山のパーキングエリアより。寒くて結局ここで引き返したw
富士山見えますか?


同じく2週間前。窓の向こうに桜が咲いてる。解るかな。



こちらは昨日。勝沼トンネルワインカーヴの向かいにある、大日影トンネル遊歩道。
なんか写真がジョジョっぽくて怖いんだけどw




帰りによったぶどうの丘は、地下のワインカーヴで1100円で試飲し放題(こら。


何故人は赤ワインに群がるのか。白のが美味いだろう。勿論1本お買い上げ。いつか飲もう。

こんないい加減なブログですが、時々いらして下さるお客様が満足して下さっていると嬉しく思います。
特に数日前「ロングボー ○モ パーカー」
と、兄貴傑作B級映画の決定版「誘拐犯」のキーワードでお越し頂いた読者様が、
当ブログに満足して下さったのかどうかが大変気になります。皆様も、コメントはいつでもどうぞw

さて、明日の仕事の準備しますか。。。

初めての恋人、今はどういう関係? ブログネタ:初めての恋人、今はどういう関係? 参加中






いっやー。。。
なんか、そーいう甘っちょろいこと言ってる場合じゃないらしい。





「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」
Henry & June

世間では今、おフランス発の熱いブルーの映画における、熱い熱いラブシーンが話題ですが、
この地には来ないという事と、イマイチ食指が動かないという事で(多分話が見えちゃってるからだ)
巷に対抗しw、旧作の、それはそれは暑っ苦しい濡れ場満載のこちらを見てみる事にした。

ヘンリー・ミラーって言えば、徹底したリアリズムとか皮肉っぽさとか、米文学史の授業で齧った事と、
誤解を恐れず言うならば、まあスケベ大王というかスケベ帝王というかw、そんな事しか思いつかず、
でも多分それで大方合ってるんじゃないかというアバウトな予測に基づいて映画に臨んだ。

「北回帰線」という小説のタイトルはとてもきれいで昔から好きだったけど、なんつってもスケベ大王だしw
学生の頃は度胸も根性もなくて、これを読まずに卒業してしまったんだけど、今回映画を見て、
そんな内容なのかとちょっとだけ解った。うん、若い頃読まなくて良かったかもw

アナイス・ニンについては恐らく常識程度にも知識がないと思ったので、少し調べてはみた。
実際の彼女は、今回アナイス役だったマリア・ディ・メディロスにちょっと似ているような気もする。
実物の顔の造作をこれでもかってくらいデフォルメして行くと(特に目の大きさ)メディロスになるとw

まずね、ケヴィンちゃまですよ。ケヴィンちゃまが出てるんですよちょこっとだけ。実に贅沢な使い方。
今回解ったんだけど、私はケヴィンちゃまの何が好きって、声が好きなのよね、彼の声が。
ケヴィンちゃまって昔っから声が全く変わらない人。昔からあの声なのよ。うーん痺れる。
私は一般の人に対しても、声が好きだと惚れてまうという困った癖があるのだけど(最近治ったw)
ケヴィンちゃまの声は本気で最高。そのケヴィンちゃま、今回はパリのミラーに寝場所を与える役。
出番は少ないけど、珍しく映画の中のお笑い担当でw、そこはかとなく笑わせてくれる。
ミラーと同じくらいシニカルでありながらも何処か間抜けで、女好きで(え?w)、いい加減でイカしてるし
何よりケヴィンちゃまに毛がある。
あれはわざとああいう髪型にして笑いを取ろうとしてたに違いない。この人笑い取る時絶対するもんw
後ろから持ってきて前髪を作るんだけど、どことなく不自然w そこがまたこのキャラを形成するという。
美大生に混じってお祭りに繰り出した際の全身ブルーに塗りたくった姿も傑作。あれは笑った。

ユマ・サーマンがとびっきり美しい。怪しくて悲しくて美しい、ヘンリー・ミラーの妻、ジューンを演じてる。


ジューンが最後に、ミラーとアナイスに投げる言葉があるんだけど、まあそらそうだなと納得だった。
彼女にしてみれば、完璧に搾取されちまった訳だよ、この二人に。
いや、二人にはそれぞれ理屈というか理由があって、それぞれ彼女を愛していたんだろうと思うけど、
ジューンから見ればそれは愛なんかじゃない。つまりは彼らの作品のための資料みたいなもんでさ。
結果的にこの二人、ジューンの事を作品に書き続けた的な話がエンドクレジットに出るんだもの、
ジューンの言ってる事も正しかった事になるよね。

ジューンだって自分が作品の中に登場するのは左程嫌でなかった風な素振りが映画の中に出て来る。
でも、書く方には書く方の、書くだけの切羽詰まった気持ちがあるんだから、こう書いてくれなきゃ嫌、
という、書かれる側からのリクエストなんて聞いてる場合じゃないのよね。ミラーが切れるのも解るし、
アナイスがショックを受けるのも頷ける。でも、ジューンにはジューンの気持ちがあるという。
いやあ、難しいね、書くのも、書かれるのも。

で、肝心のセックスシーン満載についてですがw
うーん、何だろ、私はイマイチだった。有体に言えば、感じなかったというのかな(おい)。
いや、変な意味じゃなくて、グッとくるものがなかったっていう意味において。

セックスってのは、一連の、そこに至り、互いに離れるまでの動作が全てセックスだと思うんだよね。
接続完了後のムーヴってのは、特別刺激的でもセクシャルでも何でもないのよ。
だから、そこをクローズアップされてもイマイチ何だかなあという。要するに、ノレない。
勿論ビフォアのシーンもそれなりにあるんだけど、何せ真っ最中のシーンが多くて(苦笑)。
更に言えばいわゆる日本における後朝(きぬぎぬ)のたゆたい、みたいなものは一切なし。
これでどう感じろってのよ。
ミラーとアナイスの交わりは、こんな風に、激しいが故に空しいものだったのかもと思わざるを得ない。

例えばさ、いつも言うけど、「21g」におけるデルトロ兄貴がドレッサーに凭せ掛けながら妻を抱くシーン、
あんなん切なくて苦しくて、見てるだけで涙出て来たもんね。また、同じく21gでのペンとナオミのシーン。
あんな手つき、いいのかなってくらいのスケベさ加減w 私がそう思っただけかもしれないけどw
イニャリトゥってのはラブシーン撮るの天才的に上手いんじゃなかろうか。
「BIUTIFUL」に男性同士の悲しいシーンがあったような気がするんだけど、あれも上手かったなあ。 

先週世間を騒がせた彼女がこれでもかという程ひけらかした「サンチマンタリスム」にはうんざりだけど、
この映画においてはもう少しそれがあっても良かったんじゃないのかなと、ふと思ったりして。
そうそう、脇役で、映ったか映らないか解らないところに、ゲイリー・オールドマンが出ていたらしい。
旧作にはそんな楽しみがあるよね。1991年作品。

愛してるなんて言葉
簡単に言わないでよ
汚らわしい。

*****


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完璧な人間なんていないよね… ブログネタ:完璧な人間なんていないよね… 参加中






だからってあんな仕打ちはないだろ。

    

    



「オン・ザ・ロード」
On The Road

前評判、かなり悪くてねw 見るの躊躇してたんだけど、そんな事なかったよ。なかなか良かった。
まあ、そうは言ってもビートニクについてあまし興味のない人にはキッツいかなとは思う。

いよいよ新年度が始まりまして、皆様におかれましてはお忙しい日々を送られている事と存じます。
かくいうワタクシも、昨年までとはまた違う嵐の中に身を置かねばならぬ状況にありまして、
週明けに本格的に仕事が始まりますと、恐らく2カ月くらいは止まらない列車の乗客となるのが
今から目に見えているような、そんな昨今であります。 
そうそう、おべんきうもぼちぼちですが、続けておりますよ。完璧に諦めた訳じゃありませんことよw

そんな訳で、当ブログの記事の更新頻度は間違いなく減りますが、どうかお見捨て置きなきよう。

で、ジャック・ケルアック原作映画ですが、もっと雰囲気にのまれたイメージ映像的映画かと思いきや
これがまたしっかりと人物が描かれたガッツリ系映画でね。そこもいい具合に裏切られたよ。

一番ツボにはまったのは、アレン・ギンズバーグに当たるカーロを演じたトム・スターリッジ君。
見た目もアレンっぽいし詩を読む感じも実に自然で上手い。
ヘテロな男を愛してしまう彼の魂の寂しさを、スターリッジ君は見事に体現していたと思う。
実は彼は、「華麗なる恋の舞台で」で、主人公ジュリアの息子役だった、あの子なのよね。
あの時は色がまっちろいナイーブな青年ってだけだったけど、今回の彼はそれに逞しさも備わってた。

キル嬢にヴィゴ様、エイミー・アダムス姉御(この3人はどなたも素晴らしかった)など、
ビッグネームが脇を固めてるこの作品、映画ファンにとって脇で凄いのはココだけじゃない!
最初に気がつくのは、ジャズメンのサックス奏者、テレンス・ハワード。この人はミュージシャンが似合う。
マジで吹いてんのかなと思う程堂に入ったプレイヤーっぷりが素敵。その後の会話シーンもかっくいい。
それと後半、サル=ケルアックとディーン=ニール・キャサディと一緒に車に同乗するセールスマン、
これがあなた、ぶしぇみなのよ!スティーヴ・ブシェミ!!!いやあ久し振り!名脇役アゲイン!
役もかなーりエグい役でさ(苦笑。ちょっとここじゃ言えないけど、ブシェミファンは必見よー。

時代のカリスマと持て囃される程キャラが立ってる人ってのは、実はその人自体が凄いのではない。
その人をカリスマだと見抜き、最終的にカリスマに育て上げてしまう周りの方が凄いんじゃないのか。
そんな事をこの映画を見ながら考えたりした。カリスマ性があり過ぎるってのも悲劇だなと。
ナンバーワンというのは、自分が望んでなるのでない限り、なるもんではないかもしれない。
インスパイアされる人の向こう側にいる、インスパイアする人、というのをとくと見せて貰ったわ。

ディーンは、全ての男子が、一度やってみたいを夢見ている事をあっさりとやってのけてしまう。
あらゆる女の子と関係を持ち、大して仕事もせずその日暮らしで、仲間とつるみ、行きたいところへ行く。
ヴィゴ様=バロウズがディーンを評して「彼は何一つ責任を取ろうとしない」と言うシーンがあるが
彼はまさにその通りで、好きという言葉も、友達という言葉も、みんな自分のためだけに存在している。

主人公サル=ケルアックがメキシコで赤痢に罹った時、ここでクライマックスを予感させるのだが、
この時のディーンは本当に、殴り倒してやりたくなるような正真正銘のビッチ野郎だ。
だがそうでなければディーンではない。あそこでハリウッドによくあるお涙頂戴になっては興醒めだ。
あのリアルさがあるからこそ、逆にこの映画は見る価値のあるものになってるんじゃないかと思う。
フィクション映画の主人公を地で行くようなヤツだからこそ、ここがリアルなのが余計沁みるのよ。

難があるとすれば、メリールウの存在の都合の良さ。勿論最後に彼女は愛想を尽かす訳だけど、
車の助手席でさ、運転するディーンのさ、あれをさ(以下自粛。
あれって一度はして貰いたい事なんだってね、男性が。だから出て来たのかなって思ったの。
とすればメリールウは、男子に都合のいい幻想の世界の妖精ちゃんって事になる。何だかなあ。
それとさあ、もうこれ言っちゃったら元も子もないけど、カリスマディーン役のギャレット・ヘトランドがね、
何かイマイチ、カリスマ性がないんだよなあ(苦笑。
ケルアックのサム・ライリーのが全然いい。個人的好みかとも思うけどw
でもね、この映画、ケルアックにイーさん、ディーンにブラピを従えて作品化しようとしてたらしい。
この事を考えても、ディーンにどれだけのカリスマ性が必要とされているのかが解るよねー。
てか見たかったなーこのキャストで!特にケルアック役のイーさん!ああ見たかったわー。

ギュスターボ・サンタオラヤの音楽は相変わらずナイス。いい音楽だなあと思うとこの人なのよね。
140分近くあるので皆さんにお勧めはしないけど、アメリカ文学などを齧った人には是非。

魅惑的な
毒を持つ
真夏しか咲かぬ花。

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オン・ザ・ロード オリジナル・サウンドトラック/ユニバーサル ミュージック
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