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**コティの在庫部屋**

映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。

人が自分の家に来るのはどう? ブログネタ:人が自分の家に来るのはどう? 参加中







帰ってきたら玄関が開いてて自分のデスクに依頼人が座ってて、何で勝手に開けているんだよって言ったら

いやあ、俺、不動産業者だからさぁ、こういうの慣れてるんだよね

って言われても。


(ミック・ハラーさん 弁護士 ロサンゼルス在住)



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「リンカーン弁護士」

The Lincoln Lawyer


ついに!ついに来ましたこの映画!まさかココに来るとは思ってなかったからメチャクチャ嬉しい!

もう余りの喜びで、公開初日見に行っちゃいましたからw ちなみに東京などでは7月からとっくに公開のこちら。

そんな、まあ、時差もあるし、語りたい事もたくさんあるのでw、今日はネタばれてんこ盛りで行きますのでよろしく。


まず冒頭の曲にやられちゃうんだよね。おおお、ここにオマージュか?!ってな具回で。

ボビー・ブルー・ブランドの歌うAin't No Love in The Heart of the Cityがかかるんだけどさ、ほら、もうお解りかな?

これ、デンゼル・ワシントン&ラッセル兄貴主演の「アメリカン・ギャングスター」のCMでやたら流れてた、

Jay-Zのあの曲のオリジナルなんですわ。つまり、これから始まる話はなかなかにハードよってな予告なんだなw

現在が舞台だけど古めかしい街の描写も多いよ、とか、コンピューターがピコピコする話じゃないよ、とか、

まあそんな具合の宣言なんだなと、私は思ったりしたのよね。最初の音楽がいいとそれだけでテンションあがるw

(っていうのに同じ列に座ってた年配カポーのオヤジの方、曲の間中喋くりやがってマジで張り倒そうかと思った。

女性の方はずっと声立ててなかったのに!少しは場の空気読まんかい!ヽ(`Д´)ノ)


それと、古いものへのオマージュと言えば、これはもしかしたら原作の小説にも出てきてたのかもしれないけど、

主人公の弁護士ミックがアンティークの銃を盗まれた後、ミックはあれが元は父親のものであり、実はあの銃は

ミッキー・コーエンを助けた父が彼から貰ったものだと警察に説明しているシーンがある。

ミッキー・コーエンと言えばあなた、思い出すのはあの名作「LAコンフィデンシャル」ですわよ。

ああ、ここにもあのロサンゼルスの空気が流れているのだと思うと、映画ファンとして感動せずにはいられない。

そんなこんなで、まあ粗はあるものの(後述)、個人的には盛り上がりっ放しの2時間であった。


主人公の弁護士ミックには、まこなへー

昔あった某映画雑誌は、海外俳優の名前を英語発音に近い形で表記するというのがモットーだったらしく、

例えばプリオ=レオナルドだったらレナード、デルトロなんてデルトーロとか書かれちゃってたんだけどw、

中でも傑作だったのがまこなへー。ねえ、どう考えてもあの英語発音はまこなへーじゃないでしょ?

でもまこなへーって書かれてたの。それ以来私の中ではマシュー・マコノヒーはずっとまこなへー。

そのまこなへーなんだけど、まこなへーは良かったよ、メチャクチャ良かったと思う。

ここんとこぶっちゃけさっぱり活躍の場が減っちゃってた感のあるまこなへーが、まじで頑張っている姿はカッコいい。

親友であり相棒である私立探偵が殺されちゃって、バーのカウンターでヤケ酒を傾ける時のあのアブラ汗。

苦しくて口惜しくて悲しくてじりじりしてる感じが出ていてグーよ、まこなへー。


そんなまこなへーの元嫁で検事、の癖して何で離婚したの?と言いたくなる程まこなへーを愛しちゃってるトメイ様。

だってさー、いがみ合ってるシーンより愛し合ってるシーンのが長いって気がするのはどうして?wwwww

でもいいの。トメイ様が出ていらっしゃるって事は当然お色気も担当なさるって事だからw なので許す。

大体トメイ様、あの夜の後の朝、「私とセックスするためにあんな事言ってたんでしょ?」ってまこなへーに言ってるけど、

部屋に入ったら自分から率先してスカート脱いでたじゃありませんか!(爆。


まこなへーの相棒にして最大の理解者である元警官の私立探偵フランクには、出ました名バイプレイヤーHメイシー。

今年の頭に見た「THE BAD」でもいい味出してたけど、今回も巧いよ、唸る程巧い。

ホモセクシャルでありながらミックまこなへーとつるめるのは、最愛の人がいたからって事が彼の死後解る。

くぅー、泣かせるねえ。ホント。でも彼があっさり前半で姿を消すもんだから、この先大丈夫か?って一瞬思うけど、

それが結構大丈夫なのは、前半の彼の功績も大きいと思われる。


もっと脇を固める役者陣もいい。

まこなへーに仕事を斡旋する保釈金立て替え業者ヴァルにレグちゃん事ジョン・レグイザモ。いつ見ても渋いぜ。

まこなへーの昔の依頼人で、まこなへーがへまをやらかして助けてやれなかった可哀想な囚人にマイケル・ペニャ。

ミックまこなへーと対立するやり手の若手検察にジョシュ・ルーカス。「J. エドガー」のリンドバーグが記憶に新しいね。

私的にはウォーケンおとうさま&マイケル・ケインおとうさまと共演した「ラスト・マップ 真実を探して」が好き。

彼は「ザ・ファーム 法律事務所」のTV版に出てるそうだけど、もしかしてこの役が当たったからかね。

他のベテランもいいよー。


で!まこなへーの依頼人にして最大のライバルが、ハリウッドダメ男ちゃんズの一人我らがライアン・フィリップ

バカにしてんじゃないですよ。このハリウッドダメ男ちゃんズを、コティさんはこよなく愛しているのですから。

(ハリウッドダメ男ちゃんズの一例:イーさん・ホーク 

そうは言うけど、ライフィーって役者としては全然ダメ男ちゃんじゃないんだよね。(だから余計惜しいというかw)

レグちゃんといいライフィーといい、デルトロと共演する人はどうしてこう悪役が多い、違う、いい役者なんでしょう。

(そう言えばこれのライフィーも、Savagesのデルトロも、サイコキラーな役よねえwww)

ちなみにライフィーはこれが多分初悪役w これだけのワル、っていうか、猟奇的ワルはなかった筈。

それがね、全然ワルに見えないのよ。目なんかウルウルしちゃって陪審員に訴える姿は純真な若者そのもの。

ふてぶてしさをほんの一瞬しか見せないの。巧いのよホント、この辺のさじ加減が。キレてないからこその怖さ。

だからこそまこなへーはトメイ様に言うのよ。俺が怖いのは純粋な悪=pure evilだって。

つまり、こう言っちゃなんだが、ライフィーにとってこの犯人役はかなりの当たり役だと思うのだが如何でしょうかwww

ライフィー、イケるよこの路線。応援してるからね。


この辺で、話の面白さと共に、先程言った映画の「粗」について語りたい。

なんでルイス=ライフィーがミック=まこなへーを雇ったかって辺りの事情は映画でも語られるけどパンフに詳しく、

要するにアメリカでは、真実を暴こうとする前に、法を遵守する事に重きが置かれているという事実があって。

だから、自分の弁護士はどんだけ自分の依頼人が凶悪犯だったという事が解っても、それを暴露出来ない。

正確に言うと、してもいいけど法廷では取り合って貰えない、そういう風に法が出来てんだという事らしい。

ルイスはそれを逆手にとって、つまり過去の自分の事件の時にまこなへーがへまをやらかしたっていう、

その事に着目して、自分からミックまこなへーの懐に飛び込んだ格好になっている。

マイナスとマイナスを掛けあわせればプラスになる、くらいの気持ちで、まこなへーを手玉に取ったつもりでいた。


この辺の事実が解る辺りと、ミックまこなへーとルイスライフィーのガチンコ一本勝負場面はマジで見もの。

この二人、リハをしないで本番に臨んでるんだそうだ。まこなへーがパンフで言ってた。その方がいいって事で。

互いに初めての相手の態度に反応しながら臨む方が、予定調和出なくていいだろうって事らしい。

俺も君を驚かすから、君も俺を驚かせてくれ、ってまこなへーは言ったらしい。ほほう、凄いねえ。


で、このガチンコシーンがいいからこそ、他の粗が目立つのも実は確かで。

ルイスがどうしてあんな凶悪な事件を起こすのかについて、多分トラウマなんだろうなとは解っても正直判然としない。

母親のレイプされた姿見て自分が将来的にああなるのか?って疑問も湧く。その辺小説にはあるのかもだけど。

それからラスト、ルイスのママが、彼を殺したのは私よ!ってカミングアウトするけど、その証拠シーンもなし。

せめてHメイシーのあの電話のシーンさあ、ママのバージョンで撮ったのを見せてくれなきゃあ。

それにママがやったにしちゃちょっと唐突過ぎない?あの銃はルイスがミックの書斎から盗んだもんでしょうに。


それとその銃よ。あれ、結局うやむやじゃない?ルイスが過去の事件の犯人だって事は解ったけど、

ミックの銃はまだルイスが持ってて、それはミックがルイスに言うように明るみに出せない訳よ、ルイス的には。

という事はまだミックには、フランク殺しの容疑がかかってる状態でしょ?少なくともあの時点では。

勿論翌日にトメイ様が警察に、フランクが駐車違反の切符からルイスを割り出したから殺されたって事を聞けば

ミックの容疑も恐らく晴れるけど。でも、じゃあ銃は?ってなってもルイスが言わなきゃ出てこないでしょ?

119分ある割に、ルイスとママのシーンがなさ過ぎて、あの親子がどのくらい親密なのかがイマイチ伝わってこない。

そこがもっと、ヤバいくらいに溺愛されてるって解ると、上の疑問も解決するんだけどなあ、多少は。


それとペニャよペニャ。無実の人に罪を着せてしまった事に悩みに悩んだミックまこなへーは最後に彼を救うけど、

果たしてペニャ=マルティネスはそれで納得するんだろうか、と。それまでの自分の苦しみをどう昇華すればいいか、

彼は絶対に悩むと思うんだよね。我らはああいうの、冤罪っていうんだけど、その辺どうなってんのかなってふと。


でも思うの。この映画、観客をぐいぐい引っ張る力があるからこそ、細部がどうなってるのか気になるんだろうなと。

もっと漫然とした作品だったら、こんな粗なんかすら気がつかないかもしれない。

だから結果的に、こんだけ粗があっても、この映画、面白くて堪らなかった。

パンフも小さめで表紙も粋で、中の紙質もつるつるしてなくていい。しかも600円と安い。お買い得。


男と男の勝負イン法廷、如何でしょうか。

スーツの似合う俳優を眺めるだけでも価値あり!


*****


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朝、なに飲む? ブログネタ:朝、なに飲む? 参加中







朝、これ聞く


といいと言われた。確かにお薦めだと思う。




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最近記事が滞っているのは、そうです、おべんきうのせいです。

夏の疲れと借りてるDVDが溜まってしまいw、それを消化する事で終わってしまった感のある8月最後。

さあいよいよ9月。ここらで本格的におべんきうに取りかからなければ、また赤点になってしまう訳でw←笑ってる場合か

そんな訳で、この先2カ月は、記事アップが遅れます。どうぞ宜しくお願い致します。


本のコンシェルジュ、Gさんは北欧のジャズが好きで、今までもいろいろ教えて貰ったが、これもそのうちの1枚。

コティさんにお薦めだと言われてブックレットの中を見せてくれた。うん?この歌詞、愛の詩なのに宗教詩っぽくね?

と思ったらあらビックリ。ジョン・ダンの詩なんですよこれの歌詞!道理で見た事あると思ったwww


ケティル・ビヨルンスタはノルウェー出身のピアニストであり、作家・詩人としても活躍している。

前半の4曲は彼がこれまでに女性シンガーのために書いた曲で、後半10曲の歌詞がダンの詩。

ビヨルンスタは友人にダンの研究家を持っていて、その人に組曲を書いてくれと言われたのがきっかけらしい。

400年の時を経てのコラボレーション。しかもノルウェーのピアニストだって。ダンは絶対喜んでると思う。


ジャズと言っても普通のジャズではなく、メゾソプラノのシンガーと、ヴィオラとの3ピースという構成。

とても崇高で、こよなく美しいメロディが、ダンの詩に被る。ここで、取り上げられている詩を箇条書きに。


A Valediction: Of Weeping

The Dream☆

The Prohibition

The Flea

A Noctural Upon St. Lucy's Day, Being The Shortest Day

The Sun Rising

Air and Angels

Love's Alchemy

Break of Day

A Hymn to God The Father☆


☆以外は全て「唄とソネット(Songs and Sonnnets)」からの詩の筈。

明度はそれぞれ違うものの、吸い込まれそうになる程穏やかで透明なメロディが印象的。

こんなアルバム、私が学生の時にもあったらなあ。あ、でも若い頃は解らないかもしれない、この手の音楽は。


日本ではそれ程有名ではないダンだけど、海外ではつくづく評価されてるよなあ。映画なんかでも良く引用されてて、

「ドリアン・グレイ」とか「花と蕾 ヴァージン・プレイ」wとかのイギリス映画じゃ当然みたいに出てきてたしね。


Gさんの言うように、夜明けとか深夜に似合う音楽。

私はどちらもの時間帯も起きているのが苦手なのでw、おべんきうのBGMにでもしようかなと思う。


*****


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祝!地上波初OA記念再アップ。サイコーの映画だコノヤロー!www





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「アウトレイジ」

Outrage


ここのところ週末になるごとに、ちょーっと気の進まないお出かけをしなければならず、

そのための景気づけに一発w何か見たいと思って、これをチョイス。

邦画ってお客入るのね、ホント。普段好んで見に行く洋画より全然入ってた。

でもそれは、邦画のせいじゃなくて、たけしさんのせいかもしれないね。


ブログを書かなくても毎日ツイッターでつぶやいてはいてw、

そこで、映画好きのある方が、大層面白かったと言っていたので、大変期待して見に行った。

なんつっても私、自分から進んで邦画を映画館で見るのって10数年振りだしw

で、どうだっったかというと、ええ、期待通りの映画でございました( ´艸`)


暴力シーンとかかなり騒がれていたけど、残酷さはまあ「レザボアドッグズ」「誘拐犯」辺りで慣れてるし、

大体、その暴力には意味がある訳であって、というか、今回のこの映画では、その暴力に、

意味がないのが大きな意味、というか、何て言うのか、その虚しさ故に意味が大きいというか。

とにかく解る訳ですよ、こう、その感じが。


映画の手触りって言うのかな、そのざらつき方が半端じゃない。

だからエンタメとしても成り立っているし、話も面白い。

とにかく徹底してカッコ悪い事をカッコよくやろうとしてる。もう半端なく最低の連中。

その半端なさに逆に痺れる。

三浦友和さんがパンフの中で、暴力描写がリアルだからこそ恐ろしさが伝わると言っているけど、

本当にその通りで、ワルがワルとして描かれているってところが凄くいいんだと思う。

1ミリもカッコつけてない、最低の男達だからこそ、がっつりと伝わる。

そしてその最低さが、我々の日常に巣食うなにやら正義めいたものと繋がっているようで背筋が寒くなる。


話としてはとにかく、オチの付け方が好き。

加藤がばんばんばん、とやっちゃった瞬間、そうそうそうこなくっちゃ的なカタルシスがあった。

勿論それで全部いいかって言うとそうじゃないんだけどさ、でも加藤的にはああしないとね。

そして木村。まあ、恨みつらみもそりゃ持つわなと思うから、まあ仕方ないかなと。

あの復讐劇は一種シェイクスピアっぽくもあり。

(「マクベス」をギャングの世界にに置き換えた映画もあったしね)

だから見終わると妙にスカッとする。

そして思わず大好きなレザボアと比べちゃうんだけど、

あの中で最後にお金持ってトンヅラこいちゃったミスターピンク(ブシェミね)の役って、

きっとこの中じゃあ加瀬君なんだろうなと思ったw


そして!素晴らしいのはとにかく音楽!

鈴木慶一氏の音楽がとにかくいい。

乾いていて、それでいて湿っている。とにかく上手い!!!



ワルは単なるワルだけど、ワルの顔してないワルがいるって、気付いてる?

「大人だな~」と思ったこと ブログネタ:「大人だな~」と思ったこと 参加中







復讐のためならと、彼女が敵と枕を共にする事も全く臆さずやってのけた事。



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「ダークナイト・ライジング」

The Dark Knight Rises


全然見に行く予定じゃなかったんだけどw、飲み会の時ちょっと話題になり、行きたいという人がいたのでお供する事に。

洋画なら大抵はお付き合いしますわよ、コティさんは。


ええと、まずは世間的な話だと、映画通と呼ばれる方の方がこれ、余り評価してないような気がするのねw

だからまあ間違いなく、この前章に当たる「ダークナイト」よりは質が落ちるんだろうと予想して臨んだのだが、

確かにあれよりは劣るんだけど(あれはさあ、もうさあ、ヒースがあの時点で既に伝説でしょ)、悪くなかったよ。

というか結構私としては楽しめたんだなw それはひとつには「アベンジャーズ」との比較という観点があったからかも。

同じヒーローものでありながらこうもテイストが違う、陰と陽のような関係の2作品を見比べるのは純粋に楽しかった。

それともういっこは役者かな。好きな俳優さんが出ているってだけでテンションあがるじゃない?ねえw

164分間トイレを我慢するのは至難の技に思えたけどw、映画自体が全然退屈じゃなかったので耐えられたわ。


公開してもう随分経つので、これ以下の文面にはソコソコのネタを配しております。悪しからず。


それにしてもさあ、バットマンくらい女運のないヒーローはいないよねwwwww

何だか可哀想になってしまった。ブルース、イケメンでお金持ちなのに、何でしょこのトニー・スタークとの違いはwww

ブルースは最愛の執事アルフレッドにも(愛の鞭ゆえ)見放されるけど、トニーの執事はイケメン人工知能だし。

(誰もジャーヴィスをイケメンとは言ってないけど、ベタちゃんが声やってるならイケメンに違いない訳で)

キャプテン・アメリカがキャラ的には一番近いけど、キャプテンにはバットマンみたいな悲壮感がないじゃない?

ハルクも性格的には近いけど、まだハルクの方がバットマンより自分の性格の出し所を解ってるというかね。

この辺がもう陰と陽なんだよねえ。そしてどちらも魅力的なのである。

だから最後にはブルースにも、世界一可愛い猫が一匹ついてくるようになるんだろうけどさ。うへへ。


しかし前も別の映画で言ったけど、猫=アンちゃん、いいケツしてるよなあーwww あんな素敵ケツはない。

ブラック・ウィドウのヨハ子の場合は「オシリ(はぁと)」って感じの丸さなんだけど、アンちゃんのは違うの。

もっとこう、ピシッと締まってて、キュッと上がってて。まさに「いいケツ!」というキップの良さがあるのよね。

だからあの、バットポッドに乗ったアンちゃんの姿を見て、萌える男子の気持ちはよく解るwww

あれ、乗ってるっていうか既に寝そべってるもんねwwwww 後ろから映したらセクシー過ぎでしょwww


アンちゃんの囁くような話し方がなかなかに役にあってて私は好きだなあ。彼女、想像以上に幅が広い。

しかし幅が広いと言えばベール兄貴にも引けを取らないレヴィ君でしょう。重病人の役からヒーローまでだもんね。

彼が出ているというのが、私がこれを見に行く動機の半分を占めていたと言っても過言ではないwww

それとやはり動機の半分は、執事アルフレッド役のマイケル・ケインおとうさま。大好きよホント。

今回確かにケインおとうさまは泣き過ぎなんだけどw、でも最後のあのシーンで爽やかな笑顔ってのが美学よね。


その問題のシーンだけどさ、いろんな解釈があるようだし、そのどれもがありなんだろうと思うんだけど、私としてはね、

あれはアルフレッドの見た幻想だったんだと思うよ。幻想じゃなかったら妄想というか、彼の希望が見せた幻というか。

勿論、彼があの時点で存在してるっていう証拠は、ラストの幾つかのシークエンスである程度明らかなんだけど、

それとは別で、あれは想像だったんじゃないかと。だからあれ程までに穏やかな表情を浮かべてるんじゃないかなと。

あのシーンが2度繰り返されているのは、私が思うに、要するに円環構造の美学なのですわね。


さて、それでは悪役の話しましょうかw

まあ、悪は悪でも彼らも「愛」によって突き動かされてたんだなと。その辺が結構深いんだよねえ。

冒頭にも書いたけど、マリオンコティさんのあの行動ね、解らないって人もいるみたいだけど、私は解るな。

女ってのは、思いを遂げるためなら喜んで針のむしろに座っちゃうみたいなとこがあるんだよねw

だから、彼女も目的を遂げるためなら、敵を欺き敵と寝るなんて超簡単、みたいな。

第一彼女には、彼女だけを愛してくれたあの彼への思いがあった訳だから。

だから、あれはそんな復讐心のなせる業だったんじゃないかなと。イケメンだからいっか、って訳じゃなく←当たり前だろ


恐れを知ってはじめて自由になる。愛を知り、初めて鬼と化す事を覚える。矛盾の中に見える真理。

こういった、一種の禅問答めいた事が、映画のあちこちに散らばっていて、大人の心に訴えてくる。

大人に訴えると言えば、悪役ベインの暴くデント(アーロンの出方が美味し過ぎw)とゴードン警部の真実だろうなあ。

悪役がするからこそ意味があるんだろうね。善と悪はまさに表裏一体という。

でね、大人が見るに堪える作品だからこそ言わせて貰うと、あの最後の「まづいもん」の処理の仕方はどうなのか。

海の向こうに持って行ってハイ、おしまいってんじゃないでしょうあれは。もっとおっかないもんだろうに。

だからこそ、あのまづいものの処理の仕方だけはアベンジャーズの方が子供騙しに見えながら真理を突いてた気が。


ま、とにかく。リーアム兄さんと、アンちゃんに付いて回るジュノー・テンプルちゃんが拝めるのも得した気分。

折角なので見に行かれては?文字通り、時間が許すならwww


*****


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どこでも寝られる? ブログネタ:どこでも寝られる? 参加中







どこでも読める。そんな本。


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やっと読み終わった。今年の3月から読んでたwww


オースターがリスナーからの手紙を募集し、それを朗読するというラジオ番組から生まれたこの本。

ドコをとってもリアルアメリカ、どこをとってもオースターテイストで、しかもバラエティに富んでいる。

翻訳は柴田先生だけじゃないけど、柴田先生が必ず目を通した上で直しが入ってるらしいので、実に豊かな日本語。

てか柴田先生が選んだ方が訳すんだから、間違いないっていうね。


手紙なのでどんなに長くても文庫で5ページ。なもんで何処から開いても読む事が出来るのがいい。

そんな事で私はこれを、歯医者とか病院とかの待合の時間にだけ、ゆっくりゆっくり読んできた。

そしたらこんな、半年もかかっちゃったよwww


どちらかというと1の方が好きだけど、2の「愛」の章も捨て難い。

なんつってもオースターですからね、ハッピーで能天気な愛についての手紙なんてない訳ですよwww

愛に破れたり、愛を失ったり、愛を再確認したり、そんなもう、切なくて大切な話ばっかし。

同じように「死」をテーマにした章では、悲しいばかりの話ではなく、死から始まったり、死を見つめ直したりする話が沢山。

ものの見方は一様ではないと解ってはいるけれど、こんな風に鮮やかに切り取られた断面を見せられると、

自分の器の卑小さにあらためて気付かされた思いがする。


動物が好きな方は絶対に1の「動物」の章を読むべき。笑えまっせ、泣けまっせ、ヘタな作り話より余程。

どれも本当に味わい深くて、全てが映画になりそうな程生き生きしている。

リアルってこういうもんだろうなあと思う。

全ての本好きにお薦めの、最高の「待合本」。






さて、病院で待つのは気づまりだけれど、美味しいものを待つのはいつも楽しい。

という訳で、飲み仲間の一人、Kさんが食事に誘ってくれた。夏の疲れを取ろうという事で、鰻料理の八嶋 へ。

初めて行きましたが、数年前に建て直したとの事で、お店の中もとてもオシャレ。鰻屋さんじゃないみたい。


**コティの在庫部屋**


ランチ時に折角予約して来たんだし、という事で、Kさんにお任せでいろいろ食べてみる。

サラダも豪快だったけど、その次の「まるたま」という名前の卵焼きが凄い。スペインオムレツ4人前くらいあるw

これを二人で完食した時点でワタクシのお腹は既に8分目を越えている。ああ、でも鰻が今から…。

で、まずは白焼き。


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どうですこの鰻の迫力!レモン、塩、昆布、そしてワサビ&お醤油と、好きな味でどうぞという事で。

とにかくワサビが美味い。鰻をワサビで頂くとは知らなかった。

が、これを全部食べるとこの後のうな丼が1ミリも食べられなくなるので2枚目の白焼きはお持ち帰りさせて貰った。

この後うな丼のかば焼きもとっても美味だった。シンプルなデザートが最後について、ほうじ茶を飲む。

向こう半年鰻の顔は見なくてもいい、という程の見事な鰻っぷりであったwww 御馳走様でした。