2010/06/27 Theater-outrage- | **コティの在庫部屋**

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「アウトレイジ」

Outrage


ここのところ週末になるごとに、ちょーっと気の進まないお出かけをしなければならず、

そのための景気づけに一発w何か見たいと思って、これをチョイス。

邦画ってお客入るのね、ホント。普段好んで見に行く洋画より全然入ってた。

でもそれは、邦画のせいじゃなくて、たけしさんのせいかもしれないね。


ブログを書かなくても毎日ツイッターでつぶやいてはいてw、

そこで、映画好きのある方が、大層面白かったと言っていたので、大変期待して見に行った。

なんつっても私、自分から進んで邦画を映画館で見るのって10数年振りだしw

で、どうだっったかというと、ええ、期待通りの映画でございました( ´艸`)


暴力シーンとかかなり騒がれていたけど、残酷さはまあ「レザボアドッグズ」「誘拐犯」辺りで慣れてるし、

大体、その暴力には意味がある訳であって、というか、今回のこの映画では、その暴力に、

意味がないのが大きな意味、というか、何て言うのか、その虚しさ故に意味が大きいというか。

とにかく解る訳ですよ、こう、その感じが。


映画の手触りって言うのかな、そのざらつき方が半端じゃない。

だからエンタメとしても成り立っているし、話も面白い。

とにかく徹底してカッコ悪い事をカッコよくやろうとしてる。もう半端なく最低の連中。

その半端なさに逆に痺れる。

三浦友和さんがパンフの中で、暴力描写がリアルだからこそ恐ろしさが伝わると言っているけど、

本当にその通りで、ワルがワルとして描かれているってところが凄くいいんだと思う。

1ミリもカッコつけてない、最低の男達だからこそ、がっつりと伝わる。

そしてその最低さが、我々の日常に巣食うなにやら正義めいたものと繋がっているようで背筋が寒くなる。


話としてはとにかく、オチの付け方が好き。

加藤がばんばんばん、とやっちゃった瞬間、そうそうそうこなくっちゃ的なカタルシスがあった。

勿論それで全部いいかって言うとそうじゃないんだけどさ、でも加藤的にはああしないとね。

そして木村。まあ、恨みつらみもそりゃ持つわなと思うから、まあ仕方ないかなと。

あの復讐劇は一種シェイクスピアっぽくもあり。

(「マクベス」をギャングの世界にに置き換えた映画もあったしね)

だから見終わると妙にスカッとする。

そして思わず大好きなレザボアと比べちゃうんだけど、

あの中で最後にお金持ってトンヅラこいちゃったミスターピンク(ブシェミね)の役って、

きっとこの中じゃあ加瀬君なんだろうなと思ったw


そして!素晴らしいのはとにかく音楽!

鈴木慶一氏の音楽がとにかくいい。

乾いていて、それでいて湿っている。とにかく上手い!!!



ワルは単なるワルだけど、ワルの顔してないワルがいるって、気付いてる?