ブログネタ:視力教えて
参加中
退職した彼が最初に向かった様に、まずはメガネ屋さんに行ってみましょう。
「裏切りのサーカス」
Tinker Tailor Soldier Spy
つい興奮してポスターを15枚も貼ってしまう程www、それ程コティさんは猛烈に感動してしまった。
何にってポスターの美しさもさることながらその面白さに。現在、今年下半期ナンバーワンの勢いですから。
この地では本日より、多分2週間くらい公開のこの映画、ご近所でまだ見られるという方は是非行くべし!!!
確かに難しい。気を抜いているとどんどん置いて行かれるし、全部話を追いかけられない部分もある。
なのに面白い。それも冒頭に書いたが猛烈に。堪んないよこんな素敵な映画。いやあよく来てくれたよここに。
DVD化は再来月だし、今から見る方もいらっしゃるでしょうから、ネタばれは極力避けますけど、
本当は猛烈に書きたいんだ、あの人とあの人の愛の在り方について!いやもうマジで泣きましたから。ラスト。
ちなみにポスターのうち上の6枚はこの映画に特別協力しているポール・スミスの作品。御洒落度が半端ない。流石。
監督は200歳のヴァンパイア少女を撮ったスウェーデンの監督、トーマス・アルフレッドソン。と言えばお解りのように
映像の美しさもこれまた半端ない。スモーキーな色味の画面に暗躍する人物達や街並みが映る様にうっとり。
そして忘れてはならないのが音楽。いいなあ、と思っていたらいやあビックラ。アルベルト・イグレシアスだったとは。
彼は「チェ」2部作で音楽を手掛けた人で、悲しみを乾いた哀愁で包んだ忘れられない旋律を書くのが巧い。
最後にかかるフリオ・イグレシアスの歌う「ラ・メール」もナイス過ぎ。サントラマジでチェックするか。
で、話なんですが。
まあ要するに誰が二重スパイなんだよ、という犯人探しなんだけど、そこに70年代の世界情勢が絡んでくるというね。
東西、どことどこが手を汲んで、どこの情報が欲しくて、どこをのけものにしているんだという、その辺り。
なもんで、とにかく入り組んでいて大変。パンフにもあったけど、Gオールドマンがオスカーノミニーになった時、
共演した大御所のジョン・ハートが「是非取らせてやりたいけどアメリカ人には難しい話だからね」と言ったらしいw
だもの、我らジャパニーズにしてみればどんだけだよというwww
ただの犯人探しに終わってないところがいい、ってだけじゃなくて、この犯人ってのが、予想できるようで出来ない、
その辺りも私はいいと思う、というか、この結論は凄いだろ、小説として。さすがはジョン・ル・カレ。
何となく解るようでいて、ははぁ、そう来るのか、と解ると、うわあすげえなこれ、と素直に感動してしまう。
原作の翻訳、値段高いんだけどw読みたくなってしまう。こないだのリンカーン弁護士も悪くないけどこっちのが俄然。
しかしイギリスってのはいい俳優がいるねえ、わんさかだねえ。あらためて溜め息が出る程豪華だ。
まずコティさん的には「スナッチ」でステイサム兄貴の相棒役だったスティーヴン・グレアムよ。
この人はイギリスものには結構顔を出していて、ふと気がつくと出ているんだけどいつも巧いのよねえ。
今回も、最初にコントロールとスマイリーが退職になるシーンでも映って、しかもあの日の当直の役で重要ポイント。
日本のパンフではノンクレジットだけど、映画ファンとしちゃあ(ってかデルトロウォッチャーとしてはw)外せない。
それと、私の中ではカンバ君と名前がついているwベネディクト・カンバーバッチ。彼めっちゃ頑張ってるし、いい。
「アメイジング・グレイス」で印象に残ってる人も多いかもだけど、世間的にはテレビ版「シャーロック」かな?
彼はタイトルロール=主役シャーロック・ホームズとしてお茶の間に出ていますので、是非チェックを。
今回はGオールド扮するスマイリーにその手腕を買われ助手として二重スパイ探しを手伝うのにもかかわらず、
半ば脅迫される形で深みに嵌められ、(ある意味出世なんだろうけど)、最愛の恋人♂と別れる羽目に陥らされる。
ほんの小さなシーンだったけど、彼の悲しみが痛い程解って切ないのなんの。
でもね、でもねでもね、今回一番見直しちゃったのはなんつってもマーク・ストロング。
まさか彼に泣かされる日が来るとは夢にも思わなかった・°・(ノД`)・°・
しかも今回あの頭じゃない?(失礼。 だからいつもみたいに迫力はないし怖くないしなーなんて思ってたらさー。
第2の職を得るに至って、あの観察眼鋭い少年との交流がまた泣かせるんだ!いい!凄くいい!
で、あの写真よ。あの視線の交わし方よ。もうね、解るよ、解るんだよ君の気持が!!!!!←興奮気味
だから最後、あの少年にもうココに来るなと言って決別して、あの行動に出るんだけど、もう大泣きよ。
パンフでは翻訳者の方が、あれは知ってて自分を危険な目に合わせた事への意趣返しだって書いてあったけど、
それだけじゃないと思うよー。あれは愛のなせる業なんだって絶対。愛していたからこそ許せなかったんだよ。
じゃなかったら何であんな場所狙うの。あれは自分が流した涙を相手にも流して貰いたいと思ってる訳でしょ?
ってか流すって解ってる、ってか自分が血の涙を流したからこそな訳でしょ?もうねー泣けるマジで。
愛してなかったら、思いを残してなかったら、、命を狙う事なんてない筈で。
小気味よく場面が変わり、ゆっくりしたテンポなのにスピーディにも思えるのは、編集がいいのかな。
リッキーことトム・ハーディが心を残した女性の行く末の描き方も私は好き。ああでなくちゃね、スパイ物だし。
Gオールドとファース兄貴のラストの会話のシーンも実に印象的。まさにガチンコって感じで見応えあり。
とにかく、まだ映画館で見られる方は是非見て欲しいです。全員のカッコ良さに惚れますからホント。
君には本当は見えていたろう? ライフルを構えた僕が。
だけど君は逃げなかった。それを望むかのように。
僕を望むかのように。
*****
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